【大分:関サバ・関アジ】刺身に干物と豊後水道から届く妥協なしの一級品『銀座 大海(おおみ)』@銀座
やってきた刺身に目が釘付け。切り口はピンと立っていて、大葉の緑が透けるような透明感がある。関サバ&関アジに代表される佐賀関で水揚げされ、空輸で届いたばかりの品々だ。
むろん味もさすがのひと言。荒波で育まれた身質は跳ねるような弾力で、そこから膨らむ風味はハッとするほど深く、濃い。
お刺身五点盛り 3520円
さらに「豊後さばの干物」も忘れちゃいけないひと皿だ。ホッケと見まごうばかりの特大で、肉厚な身には上品な脂をたっぷりたたえていた。
実はこちらを営んでいるのが、ファッション企業のシップス。大分出身の会長の郷土愛をぎゅっと詰め込んで、故郷自慢の食材を妥協なしに披露している。
他にも包丁の入れ方に注力し、ふんわり揚げたとり天に〆にちょうどいい日田焼きそばやとりめしなどの名物も用意。食材も料理も大分を丸ごと味わおう。
店長:塚本大樹さん「蔵元から届く、珍しい地酒もたくさんあります」
[店名]『銀座 大海(おおみ)』
[住所]東京都中央区銀座1-19-9三鈴ビル1階
[電話]03-3567-6280
[営業時間]18時〜22時(21時半LO)
[休日]土・日・祝
[交通]地下鉄有楽町線銀座一丁目駅10番出口から徒歩4分
【長崎:長崎おでん】関東&関西とも違う“かんぼこ”愛にあふれた独自進化のおでん『長崎おでん かっちぇる』@湯島
知らなかった、長崎ってこんなにも練り物を愛する土地だったなんて。
ちなみに総務省調べの支出金額では長崎市が堂々の1位。全部をひっくるめて“かんぼこ”の名で親しまれている。
「地元じゃラーメン屋もうどん屋も年中おでんを出しますよ」と話すのが店主・疋田慎治さん。
カウンターに置かれた鍋の蓋を開けると柔らかなアゴダシの香りに包まれた。ゆらゆらと出番を待つかんぼこ達は、初めてお目にかかるものもわんさか。
おまかせ5種盛 1400円 ※おでんの内容はその時々で変わる
“三角すりみとうふ”に、関東のそれとは異なる“あげだし”と、歯応えも魚の風味もたくましい。特に鶏卵が丸ごと1個入った“竜眼”は長崎おでんに欠かせぬ存在なんだとか。
また歴史の背景から生まれた独自の文化が和華蘭。そんな土地柄ゆえに週替わりのおすすめでは、洋食や中華も垣根なく並ぶメニューは楽しさいっぱいだ。
店主:疋田慎治さん、里江子さん「麦焼酎発祥の地、壱岐のボトルも揃えています」
[店名]『長崎おでん かっちぇる』
[住所]東京都文京区湯島3-37-10 太田ビル2階
[電話]03-3833-5033
[営業時間]17時〜24時(23時LO)
[休日]日・祝
[交通]地下鉄千代田線湯島駅4番出口から徒歩2分
撮影/西崎進也(薩摩の里)、小島 昇、取材/荒川友吾(薩摩の里)、菜々山いく子
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、刺し、焼き、練りなど、種類豊富な魚料理の画像をご覧いただけます。
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年10月号発売時点の情報です。

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