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製麺所の麺がどんどん美味しく! 日進月歩で進化する製麺技術

レイラ:最近は製麺所の麺のレベルも上がってきていますからね。下手に自家製麺を作るよりも安定したクオリティが期待できるので、近年当たり前のように拡がっていた自家製麺の流れが少し落ち着いてきているのも分かる気がします。

田中:特に、菅野製麺所の極太手もみ麺の出来栄えは秀逸ですよね。

『菅野製麺所』の極太手もみ麺。もち小麦配合の中加水麺。ランダムな形状でスープや油をしっかり拾う。コシがあり、ちゅるっとした食感も楽しい

『麺や 晴心(せいしん)』(中野区)や『瑞藤(みずふじ)』などの人気店でも使われていますが、いやあ、あの麺は本当に旨い!

『麺や 晴心(せいしん)』TRY新店部門しょう油としおで1位に輝き、TRY新店大賞でも堂々の1位に選ばれた。厚みのある複雑な味わいが魅力

レイラ:「もち小麦」を使っている麺は、今までは特有のもちもち感を前面に押し出しているものが多かったのですが、あの極太麺は純粋に美味しいんですよね。製麺所の進化を感じました。

星野:今までは“個性”を表現するために使っていたもち小麦を“美味しさ”の観点からうまく取り入れられるようになったというのが大きいんじゃないかなと思います。

青木:あの麺は発明だと思いますよ!

星野:はい。自家製麺を作っていた自分から見ても、よくできた麺だなと思いました。

田中:もちろん、「独自の美味しさを追求したい」という方もいらっしゃるので、自家製麺の店自体が減っていくということはないですけどね。

でも、製麺所の麺のクオリティが上がれば、店主はスープ作りに注力できるようになる。こうした側面が、少なからず最近のスープ強化の流れに影響を与えているのかなとは思います。

青木:スープの“濁り” って食べ応えに直結していると思うんですよね。ガッツリ系や家系ラーメンは相変わらず人気がありますし、そういった部分も最近のスープの傾向に多少リンクしているんじゃないかなと思うんです。

こだわりの食材で作った清湯ラーメンを1杯1500円で出す店がある一方で、価格は抑えながらもスープを濃くしたり、麺量を増やしてボリューム感を演出する店も増えている。

一杯の食事を味で満たすのか、それともボリュームで満たすのか――。このあたりは、今後さらに分かれていくのかもしれません。

『第27回業界最高権威 TRYラーメン大賞2026-2027』2026年10月22日発売

2026年の「TRYラーメン大賞」は、10月22日に発売される『第27回業界最高権威 TRYラーメン大賞2026-2027』で発表します。今年の「TRYラーメン大賞」、「TRY新店大賞」はどの店に輝くのか。乞うご期待!

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※『第26回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2025-2026』発売時点の情報です。

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『おとなの週末』Web編集部
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