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大阪穴場グルメ_靭公園近くの「熱香森」は、緑あふれる自然空間で食す高級中華のコース専門店/大阪ローカル穴場メシ情報[89]

大阪穴場グルメ_靭公園近くの「熱香森」は、緑あふれる自然空間で食す高級中華のコース専門店/大阪ローカル穴場メシ情報[89]

靭公園近くにある高級中華「熱香森(ラシャンセン)」は、まるで都会の中の異空間。 パッと見の外観は南国にある高級レストランのよう。店の中心部には象徴的な樹木が、吹き抜けの天井へ力強く伸びる。 森で聞こえるという新緑の音を流しているという雰囲気のなかで、中華のコースが楽しめるのだ。

perm_media 《画像ギャラリー》大阪穴場グルメ_靭公園近くの「熱香森」は、緑あふれる自然空間で食す高級中華のコース専門店/大阪ローカル穴場メシ情報[89] の画像をチェック! navigate_next

フカヒレに干しアワビに、それに天然クエまで……。靭公園近くの「熱香森」は緑あふれる自然空間で食す高級中華のコース専門店


パッと見の外観は南国にある高級レストランのよう。

重厚なドアを開けて、一歩踏み出すと建物を覆う深緑だけでなく、店の中心部には息遣いが聞こえる象徴的な樹木が、吹き抜けの天井へ力強く伸びる。


実はこの店、肥後橋から徒歩7、8分。

靭公園近くにある高級中華「熱香森(ラシャンセン)」である。

まるで都会の中の異空間。

創造的な建物に緑が覆い、高級店なのに居心地の悪さを微塵も感じさせない。

これには“ある仕掛け”があるからだ。

「森で聞こえるヒーリングを流しているんです。上部に取り付けたスピーカーでは気にならない程度の深緑の音を流して、ソファの足元にあるスピーカーからは川のせせらぎの音が聞こえます。心が落ち着く音を流して会話も壊さないようにしているんです」

この雰囲気のなかで中華のコースを……。

「このお店は今年で3年になります。春にリフォームして再オープンは7月にしたばかり。前はアラカルトでも注文できましたが、今は基本的に1階がコース料理に特化させています」

コースは全部で3種類。

「熱」(5000円)と「香」(8000円)。

それに、いちばん上の「森」(1万2000円~)。

「森」は旬の食材を用いた日替わりコースだ。


この日の「森」のコースメニューは、まさに中華の王道だった。

「特性前菜八種盛り」は、女性にも人気が出そうな、映える料理。


イベリコ豚のトントロやよだれ鶏の阿波踊り、サザエの麻辣煮込みなど、計8品。

枝豆は紹興酒の酒粕で作られたザオルーで、印象的だったのがミル貝のトウチ料理。

トウチとは黒豆を発酵させたもので、日本ではなじみのない味付け。

前菜だけでこれほど豪華なのだ。

この日驚いたのは、冒頭の写真のフカヒレ(3人前)。

その大きさも170g!

「フカヒレは大きいほうが上物と言われています。大きなフカヒレは繊維質が太くなる。そのぶん、スープの絡みがいいんです」

「吉切鮫尾鰭の姿煮込み 上湯ソース」は、スープを完飲するほど濃厚で美味。


「実は中国でもフカヒレは気仙沼産、アワビだと青森産が最高級グレード。中国近海よりも、日本の近海で素晴らしい食材がとれるんです」

「干し鮑のオイスターソース煮込み」は旨味という旨味を凝縮していた。


鮑を干すと当然縮むが、そのぶん、風味と旨味を閉じ込める。

中華で干し鮑が高級とされるのも食べれば納得するだろう。

生で食すより、干したほうが断然に旨い。

「リニューアル後から有名中国料理『香桃』で腕を振るってきた点心師を招き入れて、小籠包などの点心やデザートにも力を入れているんです」

香港からブームに火がつき、東京にもその流行が広がった「チャーシューメロンパン」が今後のトレンドだ。

コースでは「点心師特性の二種点心」となっていた。


世界一安いミシュラン店の異名をとる、香港の大衆店「添好運」が考案したこのチャーシューメロンパン。

メロンパンとチャーシュー? 

一見ミスマッチと思いきや、これがこれが……表はメロンパンのサクサク。

中のアンは甘めの醤油ダレで、これがよく合うのだ。


さらに隣の小籠包は、トリュフ入りと超豪華だ。

至福な時間はまだまだ続く。

「山口県産天然クエ XO醤蒸し」。

こちらのXO醤蒸しとは香港ではメジャーな調理法のこと。


「香港の最高級ペニンシュラホテルの料理長が考えたソースで、XOとはウイスキーのグレードを意味してXOぐらいの価値がある。それほど美味しいという意味です」

海老や海老の卵、干し貝、金華ハムなどを用いて生まれたソース。

これが驚くほど旨い! 

ご飯にそのままかけて食したくなるほどだ。


下に見える野菜はロメインレタス。

通常のレタスよりも繊維質がしっかりしていて、苦味が癖になる。

メインの「黒毛和牛ハラミのブラックビーンズ炒め」では、ハナビラタケの食感と味わいに驚嘆。

ハラミとの相性がすこぶる良いのだ。


万願寺とうがらしとゴボウを加えて、トウチを刻んだ調味料で味付け。

こちらも、ぜひとも食してほしい一品に仕上がっている。


恐ろしいことに、まだコースは続く。

しかも、中国茶で箸休めすると再び食欲がわくから不思議だ。


「海鮮のあんかけ焼きそば」で提供された、この豪勢な海鮮たち。


この量で一人前。

それをペロリと完食。

旨いからどれだけでも入っていく⁉


そしてラストは「熱香森式デザートプレート」と「菊入りのプーアール茶」。


画像は3人前。

「カスタード饅頭」「アメリカンチェリー」「紫芋のコロッケ」「シャインマスカット入りのココナッツ団子」の計4品。


コースを見てわかるように味はもちろんのこと、提供される料理の盛り付けも実に繊細だ。

深緑の中で中華三昧――。

ちなみにディナーだけでなく、お手軽に食せるランチも人気だ。


熱香森(ラシャンセン)
[住所]大阪市西区京町堀1-8-11 ラクメンビル1階
[TEL]06-6940-6694
[営業時間]11:30~15:00
      17:00~22:30
[定休日]祝日







加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
加藤慶@おとなの週末

加藤慶(かとうけい) 大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

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