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コンセプトはカップルでも家族でも盛り上がるBBQスタイル 福島の肉バル「VAMOS」で肉を食らう!

このお店にアメリカ人の友人といっしょに訪れたら、きっとこう言うに決まっている!
「オーマイガー、ファンタスティック‼」って。
初めて訪れた肉バル「VAMOS福島店」は、それぐらいアメージングなお店やった。
その理由は後述するが、同店はこの連載で初登場となる福島エリアにある。

福島といえば大阪でいちばんホットなエリア。
未だに新規出店が絶えず、そのエリアをどんどん拡大させて、お隣の野田駅まで到達した。
いまさら言及する必要もないだろうけど、この福島で有名店になった飲食店は数知れず。
今回紹介する「VAMOS」は、福島駅から少し東よりのJR環状線の高架下にある。
正直、見落としていた場所だった。
聞けばオープンして4年だという。
オーナーの杉本昌隆さん(30)はこう振り返る。
「まだBBQブームが訪れる7、8年前に、淀川でBBQをやっていたんです。それからしばらくすると、入場料までとるようになって現在のBBQやキャンプの人気に繋がっていく。このお店もコンセプトが時代にマッチしたと思っています」
トイレの手洗い場もキャンプを彷彿とさせる。

「目指しているのはファミリーレストラン。
土日になると、2階はファミリーで埋まって、遅い時間になると若者グループがテキーラで乾杯。
BBQって老若男女楽しめるので、そんなお店にしたいんです」

2階はファミリー向け。
子どもが遊べるキッズスペースまで用意されていた。

付き出しはメキシコ料理でおなじみの「ナチョス」。
ソースはチリコンカルネで豆と肉を煮込んだもの。

お好みでスパイスを足していく。
さてさて、まずは「厚切り炙りトロ豚」(490円)と「噂の肉ぱん」(1000円)を注文してスタート。

豚肉は鹿児島の薩摩茶美豚。
お茶に含まれるカテキンが含まれた飼料で育てられているから「茶」という銘柄名になった。
この肉に火をさっと通して超絶な柔らかさに仕上げた。
噛む力がいらないほどトロトロで、生胡椒のピリッとした刺激が相まって実にええ感じ。

さらに「肉ぱん」は米国産の牛肉を特殊な調理で柔らかく調理。
これが、カツサンドを凌ぐ旨さ。
程よい噛み応えもあって、この量を食べてもペロリと完食。
ヤバウマなのだ!
こうなるともう止まらない。
人気の「BBQ串」(1990円)と「ワニの手」(1790円)にもチャレンジを……。

肉はサガリで、野菜は季節ごとに変化するとか。
この肉のボリュームよ。
厚みがあって、けっこうな大きさである。
その肉を串に刺して、ファンキーに食らうところがアメリカ流のBBQだ。
その隣に見えるのが……筋トレブームのなか、豊富なたんぱく質が摂れると最近人気の「ワニ肉」。

見た目は少々グロテスクだが、皮を剥いてしまえば鶏肉と遜色ない。
しかも、鶏のササミ肉よりもワニ肉の方が低脂肪・低カロリー・高たんぱくと言われている。
「ぜひ、こちらも召し上がってほしいですね」
こう勧められたのが「肉めしイクラ」(1350円)。
肉といくらのコラボ飯である。

この豪華さ。
確実に写真映えするヤツやないか!
味付けは二の次ではない。
この組み合わせがまた旨いのだ。
こんな贅沢な丼ぶり、見たことがない。
コンセプトはBBQ!
こんな料理で“おもてなし”されたら、そりゃ、会話も弾みますわ~。

VAMOS福島店
[住所]大阪市福島区福島8-1-1
[TEL]06-6131-4952
[営業時間]11:00~14:00
      17:00~23:30
[定休日]不定休

加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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kato
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