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覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
撮り鉄の「食」の思い出(87)函館本線山線で国産ポルチーニ茸&きのこ王国の日本一売れているきのこ汁/2019~2020年

撮り鉄の「食」の思い出(87)函館本線山線で国産ポルチーニ茸&きのこ王国の日本一売れているきのこ汁/2019~2020年

函館本線は函館駅と旭川駅を結ぶ路線です。 この路線の、長万部(おしゃまんべ)駅から小樽駅の間は、通称「山線」と呼ばれていて、名前の通り峠を越えながら山中を走る山岳路線。 この山線の撮影中によく立ち寄るお店で“きのこ王国”があります。 店内は、その名の通りきのこだらけです……。

函館本線山線で国産ポルチーニ茸&きのこ王国の日本一売れているきのこ汁/2019~2020年


函館本線は函館駅と旭川駅を結ぶ路線です。

この路線のなかで、長万部(おしゃまんべ)駅から小樽駅の間は、通称「山線」と呼ばれていて、基本的に各駅停車のみ(快速列車もこの区間は各駅停車)のローカル線です。

2020年の春までは、国鉄形の車両など、懐かしいタイプの車両で運転されていました。

山線を走る国鉄形のキハ40(2006年撮影)

キハ150は1993年に作られた車両(2007年撮影)


今年、2020年の春に車両が大きく変わりました。

最新鋭の車両で、ディーゼル発電をしてモーターで動くタイプです。

以前から新型車両投入の話は聞いていたのですが、もっと乗客数の多い路線で走ると思っていたのに、まさかのローカル路線初投入になりました。

山線に投入された新型車両H100(2020年撮影)


この山線、名前の通り峠を越えながら山中を走る山岳路線です。

車窓の風景は、深い森の中。

そしてニセコや倶知安(くっちゃん)あたりでは、美しい稜線の羊蹄山が見えてきます。

札幌から比較的近い場所で、車窓が美しく、ローカル線の旅が楽しめる路線なので、北海道鉄道旅にはもってこいの区間です。

倶知安付近では車窓いっぱいに
羊蹄山が見える(2015年撮影)

列車撮影のベストポイントも羊蹄山(2015年撮影)

倶知安駅前には、
羊蹄山型のおいしい水道も(2006年撮影)


この、北海道での撮影中によく立ち寄るお店で“きのこ王国”があります。

伊達市の国道276号線沿いに本店があるのですが、函館本線の然別(しかりべつ)駅近くにも支店があります。

然別駅近くの、
きのこ王国仁木支店(2020年撮影)


このきのこ王国、中に入ると、その名の通りきのこだらけです。

工場で作られたたくさんの種類のきのこが並び、きのこの加工品が驚くほどたくさんあります。

食堂でももちろんきのこ料理です。

そのなかでもすごいのが「日本一売れているきのこ汁」、なんと100円です。

味見程度の小さいお椀ではなくて、どんぶりサイズできのこもたっぷりです。

店に立ち寄った人は、ほとんど飲んでいるのではないでしょうか?

100円の、日本一売れている
きのこ汁(2019年撮影)


このきのこ汁、お土産用もあります(こちらは100円ではないです)。

パックのきのこ、味噌とわけぎがセットになっていて、お湯だけで楽しめます。

もちろん車内食用に購入しました。

お土産用のきのこ汁(2020年撮影)

きのこパックを見ても
たっぷりなのがわかる(2020年撮影)

お湯を入れれば
でき上がり(2020年撮影)


お土産(自宅用)によく購入するのが、なめ茸のパックです。

ノーマルのなめ茸のほか、うに、かつお、生姜、明太、ラー油ニンニク……種類が豊富です。

量もたっぷりで、帰ってからもしばらく楽しめます。

今回購入したのは
明太と昆布なめ茸(2020年撮影)

ごはんはもちろん、
冷ややっこにたっぷりかけても
おいしい(2020年撮影)


食堂ももちろんきのこだらけです。

きのこそばは麺が見えないほどのきのこ。

天ぷらの盛り合わせも、いろいろな種類のきのこが入っていて楽しめます。

一年中きのこを味わえるのですが、気分的にはやっぱり秋。

よりおいしく感じました。

たっぷりきのこの
きのこそば(2019年撮影)


きのこの天ぷらもりあわせ。
きのこの種類がいっぱい(2019年撮影)


函館本線山線で撮影をするたびに、もうひとつ立ち寄るのが道の駅ニセコビュープラザです。

2019年の秋には、ちょっと珍しいものをみつけました。

国産天然のボルチーニ茸です。

ボルチーニ茸と言えばイタリア料理でパスタかリゾット、素材としては乾燥のものが思い浮かびます。

勉強不足で国産品があるのは知りませんでした。

ボルチーニ茸といえばこれ?(2020年撮影)

水に戻すとこんな感じ(2020年撮影)

パスタにするとこんな感じで、
生クリームと良く合って
茸の鮮烈な香ばしさが魅力(2020年撮影)


棚に並んだ5パックほどのボルチーニ茸。

いちばん立派なのが1本で1600円です。

買えない値段ではないのですが、さてどう料理したものか?

いつもならば、近くで買い物をする方に食べ方を聞くのですが、さすがに素材が珍しすぎて望み薄です。

しばらく棚の前で悩んでいると、天の助けか、きのこを納品するお母さんが現れました。

さっそく食べ方を聞きます。

「このきのこはね。薄めに切って、バターと醤油で炒めるとおいしいのよ」

……ちょっと意外、和風でした。

でも、もちろん購入です。

国産天然ボルチーニ茸(2019年撮影)


その後、ニセコ発の列車を1本撮影して、空いた時間で料理開始です。

だいぶ迷ったあげく、お母さんのレシピとは違う、洋風にしました。

ニセコ産のにんにくと真っ赤な札幌なんばん、プチトマトを併せて購入してきました。

札幌なんばんと
にんにくも購入(2019年撮影)


ボルチーニ茸を切ってみると、なるほど乾燥ポルチーニで見たことある形です。

身の感じは、エリンギほど繊維が強くなく、包丁でさくっと割れる感じです。

やはり採りたてで、みずみずしさがあります。

今回はシンプルに、オリーブオイルとにんにく、塩コショーで味付けしました。
 

切ったところは、たしかに
見たことがある形状(2019年撮影)

オリーブオイルと
にんにくで炒める(2019年撮影)

札幌なんばんも加えて、軽く炒めて完成(2019年撮影)


食べてみると乾燥ボルチーニのような鮮烈な香りはないのですが、ふわっとしたフレッシュな香りです。

なによりも、さくさくとした食感がすばらしくおいしかったです。
 

おいしいきのこで秋を感じられる函館本線山線の旅でした。

次回も函館本線山線、ニセコ界隈のお話です。







佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、初めて鉄道写真を撮ったのが小学生のころ、なんやかんやで約50年経ってしまいました。鉄道カメラマンなのに撮影の8割はクルマで移動、列車に乗ってしまうと、走るシーンを撮影しにくいので、いたしかたありません。そんなワケで年間のかなりの期間をクルマで生活しています。趣味は料理と酒! ヨメには申し訳ないのですが、日々食べたいものを作っています。
 鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、いろいろとお付き合いください。
 ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。なにとぞご容赦ください。

このグルメ記事のライター
佐々倉実@まとメシ

鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、お付き合いください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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