おとなの週末・京都旅 【画像ギャラリー】京都北端、久美浜の“隠れ宿”で味わう絶品の海の幸 日本海の夕景は息をのむ美しさ #京都#旅#海鮮 記事に戻る 隣の網野町にある八丁浜海岸、夕日ヶ浦から連なり鳥取砂丘まで続く山陰海岸国立公園の一部。一帯は世界ジオパークにも認定されている。本館の『臨江庵』からは車で2~3分。私道を入った先にある離れ『Calme-カルム-』は水辺の癒しの空間。正面にかぶと山を見据え目の前の湾は透明な浅瀬が続く。リビングからの眺望だけで心も穏やかになる。畳敷きの小上がりにはセミダブルのベッドが2台。ベッドを追加して5名まで対応。部屋のお風呂は久美浜湾のほとりから湧き出る温泉を引いた源泉100%の専用温泉。ひとり占めの贅沢を味わって。ゆっくり温泉につかったあとは備え付けの天体望遠鏡で夜空を見上げる。晴れた日の夜は満天の星空だ。夏は大粒・濃厚な岩ガキが自慢。大人の手のひらを越える大きさを焼きガキで提供する。地魚を使ったお造りの一例。朝どれの白イカ、サクラダイ、アジ、マグロ、甘エビ。白イカや産卵前のサクラダイは6月頃まで。会席料理の一例。れんこんのすりおろしに鶏そぼろを加えたれんこん饅頭は生姜餡をかけてさっぱりと。魚介以外も丹精込めた会席料理が並ぶ。背びれ側の4本の角が強そうな「鬼エビ」。ねっとりした食感と濃厚な甘みが特徴。「“心を凪に”をコンセプトに整えたお部屋です。穏やかな久美浜湾沿いの散歩もお楽しみください」と臨江庵の水戸照人さん牛舎の隣に建つ『ミルク工房そら』ではチーズやバターといった乳製品、出来立てのジェラートを販売。日本国内では1%ほどしかいないジャージー種のみ40頭ほどを飼育。牛舎や牧場の見学も可能だ。基本のとれたて〈ジャージー牛乳〉900ml、960円(税込)。脂肪分が多く濃厚でリッチな味わいが特徴。〈フロマージュ・デュ・くみはま〉右手前・小1,650円(税込)のほかモッツァレラ、リコッタなどのチーズや風味豊かなミルクバター、プリンに焼き菓子も販売している。3代目の平林学さんがバリスタを務めるカフェでは、自家製チーズをたっぷり使った週末ピザが人気。インターネット販売ではピザの冷凍通販も行っている。ジャージー牛乳でつくるジェラートは自家製生クリームを使う〈ミルク〉や発酵バターを加えた濃厚な〈リッチミルク〉、丹後の農産品のフレーバーなど十数種類が並ぶ。〈鯛せんべい〉は久美浜エリアの名産品。おやつ、おつまみにはもちろん、汁物のトッピングや三杯酢の和え物に使ったり用途が広い。久美浜湾や若狭湾でとれた魚を皮ごとミンチにして調味料を加えた〈鯛せんべい〉380円(税込)~。パリッとかじると口いっぱいに海の風味が広がるホンモノの味。“常世の浜”の別名を持つ夕日ヶ浦海岸。久美浜から車で約15分。京都丹後鉄道・夕日ヶ浦木津温泉駅からは徒歩20分程度。 記事に戻る 京都北端、久美浜の“隠れ宿”で味わう絶品の海の幸 日本海の夕景は息をのむ美しさ