『浅草梅園本店』熟練職人がグツグツと火入れしながら水分量など調整
『浅草梅園本店』あわぜんざい 891円 つぶ感が残るよう半搗きした「餅きび」となめらかなこし餡の対比が楽しい。箸休めはシソの実の塩漬け。お正月は浅草寺へ初詣後に店に寄って味わうのが恒例の常連も多い
『浅草梅園本店』抹茶セット 836円 菓子は随時変わる。写真は串団子ときんつば
『浅草梅園本店』白玉クリームあんみつ 1078円 こし餡や白玉など華やかに盛り付け。濃厚な黒蜜をかけて味わう。屋号は「梅園院」に梅の木がたくさんあったことに由来する。永井荷風の作品にも店の盛況ぶりが伺える一節が。名だたる文士も店を愛した
『長命寺桜もち』召し上がり 500円(お茶付き)※箱詰め:お土産は5個入り 1500円 メニューは桜餅のみ。杉箱にも伝統あり(現在は使用していない)。店の2階には学生時代の正岡子規が下宿したことも。近くに住んだ葛飾北斎、榎本武揚など目も眩むような有名人たちがこの桜餅を愛した
『長命寺桜もち』召し上がり 500円(お茶付き)※箱詰め:お土産は5個入り 1500円 桜葉2〜3枚使い。小麦粉で作る皮は銅板で焼く
『長命寺桜もち』墨堤(隅田川の堤)には4代将軍家綱の頃から桜が植えられていたが、8代将軍吉宗が増殖して江戸随一の名所となった
『船橋屋亀戸天神前本店』くず餅 790円 秘伝の味の黒蜜と、きなこをたっぷりかけたくず餅が看板商品
『船橋屋亀戸天神前本店』あんくず餅 790円 くず餅に自家製餡をのせた品。店内でのみ食べられる
『船橋屋亀戸天神前本店』くず餅<小箱> 900円 持ち帰り用くず餅は4種。写真の<小箱>は24切れ入りで1~1.5人前。ほか36切れ1050円、48切れ1350円、60切れ1650円がある。保存料ゼロなので消費期限は翌日まで
『船橋屋亀戸天神前本店』店内には、明治時代の写真や、作家・吉川英治が書き下ろした看板が飾られている。窓の外の藤棚は4月中旬から見頃だ
『船橋屋亀戸天神前本店』建物は戦後に建てられたもの
『つる瀬』豆大福 1個220円 先代から教わった作り方を守る
『つる瀬』豆大福 1個220円 餅は柔らかさとコシを出すため、新潟のこがねもちと京都の羽二重うるち米をブレンド
『つる瀬』むすび梅 320円 (イートインはお吸い物付き 350円~)
『つる瀬』桜あんみつ 780円 上野公園の桜が咲き終わる時期まで提供。圧力鍋で炊き上げる、塩をガツンと効かせた豆で甘みにメリハリを付けている
『みずの』特選塩大福 1個160円 北海道産の小豆、塩と砂糖を秘伝の割合で炊き上げる
『みずの』特選塩大福 1個160円 さっぱりとした風味のつぶ餡と餅のおいしさを味わえる
『高松屋』豆大福 1個230円 小豆は北海道十勝産
『高松屋』豆大福 1個230円 たっぷり練り込まれた赤えんどう豆は北海道富良野産など、素材選びにもこだわっている
『つ久し』黒豆大福 1個230円 インパクトの強い黒豆の味を餡がしっかりと受け止めている
『つ久し』黒豆大福 1個230円 ザラメのおかげで、後味は意外にスッキリ
『餅菓子専門KIKYOYA ORII』白いちぢくとマスカルポーネの大福 480円 中村さんがウイスキーを飲んでいるときにドライいちぢくを食べて思いついたとか
『餅菓子専門KIKYOYA ORII』白いちぢくとマスカルポーネの大福 480円 白いちじくを漬け込んでいるラム酒の香りが隠し味
『餅菓子専門KIKYOYA ORII』十九代目の豆大福 330円 塩をしっかり効かせた豆の食感を引き立てるため、こし餡に。「木下製餡」の生餡をベースに餅となじむようなめらかに調節
『餅菓子専門KIKYOYA ORII』桜餅 340円 細かい道明寺粉はつぶれやすいので、粘り気を出さなように仕上げることでサラリとした口どけになる
『いちや日本橋三越前店』くるみ大福 1個300円 具材を餡や餅に混ぜず、餡の上にのせるのが『いちや』流
『いちや日本橋三越前店』くるみ大福 1個300円 それぞれの食感だけでなく、餅や餡の個性が際立つのだ
『あいと電氣餅店』いちご生大福 1個500円 賞味期限は5時間!理由は餅自体の味を活かすため糖分を抑えているから
『あいと電氣餅店』いちご生大福 1個500円 受け取り時間に仕上げる予約がおすすめ
『It Wokash(いとをかし)』胡麻&マンゴー 1個378円 口に入るととろける生地は求肥
『It Wokash(いとをかし)』胡麻&マンゴー 1個378円 卵白の配合、空気の含ませ方、泡立て方などを試行錯誤して今の食感に行き着いた
『羽二重団子本店』羽二重だんご(煎茶付) 2本660円 小豆の風味が豊かな甘さ控えめのこし餡とシンプルな醤油と、味の対比を楽しめる2本セット
『羽二重団子本店』天心セット 1364円 酒は、純米無濾過原酒「十右衛門」
『羽二重団子本店』漱石もなか 931円 団子入りの「しずくあん」3つを、眠り猫形の最中に挟んでいただく。最中の香ばしさが驚くほど団子と合う
『羽二重団子本店』店内には明治時代の帳面なども展示されている
『羽二重団子本店』「羽二重」の3文字ののれんが目印
『高木屋老舗』草だんご 1本240円 草だんごは折り詰もあり
『高木屋老舗』草だんご折り詰 12粒900円 草だんご折り詰は、写真の12粒のほかに20粒 1500円、30粒 2200円も販売している
『桃六』桃太郎だんご(あんこ) 150円 桃太郎だんごのあんこには透明フィルムが巻かれている。描かれた桃太郎の絵がかわいらしい
『Dango Chaya So-so(ダンゴチャヤソソ)』(手前から)こしあんDANGO 260円、くるみ味噌DANGO 260円、のり醤油DANGO 250円 渋谷の東急フードショーにも店舗あり
『Dango Chaya So-so(ダンゴチャヤソソ)』(手前から)みたらしDANGO 250円、クッキー&クリームDANGO 330円※代官山店限定、黒ごまDANGO 250円 オリジナルの袋入りのセットもある
『志むら』桜餅 280円(桜餅、道明寺ともに。セット880円〈煎茶か抹茶付き〉) 焼き皮(関東風)と道明寺(関西風)では前者を買う人が多いという。餡も小豆は数種類を仕入れ、餅によって変える
『志むら』九十九餅 360円(セット960円) 名物の九十九餅は、求肥に卵を練り込んで洞爺湖あたりの虎豆を煮含める。あっさり味で男性にも人気。日持ちをするものをと先代が考案した
『志むら』白玉クリームあんみつ 1300円 黒蜜は意外にあっさりしていて、フルーツのフレーバーを活かす味付け。他にかき氷や赤飯も店の名物
『栄泉堂岡埜』(右)桜餅、(左)道明寺ともに259円 創業明治35年。関東風の皮は白玉粉と小麦粉を焼いたもの。関西風は乾燥餅米を粗く砕いた道明寺粉を炊いて餡を包む
『餅甚』桜餅 200円 「餡こそが店の命」と店主。北海道産小豆「豊祝」を仕入れている。水は敷地内で汲む井戸水を使用するのも特徴的
『本郷三原堂』(左)桜餅270円、(右)ひな桜(道明寺) 270円 桜葉は外して食べることを想定している。「ほんのり塩気が欲しければ、葉をちぎって少し口にするのがベターです」