【画像】移住先で家族全員で協力して作る「うの茶園」のお茶 #浜松#紅茶#静岡県 記事に戻る 『うの茶園』宇野大介さん小さな芽が芽吹いています。収穫は4月後半から通気性の良い竹製のザル。茶葉の酸化発酵が進むと、茶葉の淵から赤くなるのだそう収穫量やできあがりの量、その日の天気などを細かく記録。それをヒントにしながらお茶を作る古民家の窓には懐かしの「ゆらゆらガラス」が日誌は工場が稼働した7年前から毎日書き溜める。台湾に行った時の日記も工場内では一日最大80キロほどの茶葉を加工する。台湾製の釜炒り機は、約300度で茶葉を炒る。香ばしい香りは数百メートル離れた場所まで届く。宇野さんは「今年は焙煎を強くかけた烏龍茶を研究したい」と意気込む台湾で学んだ製法を生かし丁寧に発酵させた花のように余韻の続く烏龍茶。「特選ウーノン茶」は2024年に「日本茶AWARD」でプラチナ賞を受賞茶葉の形が立派に残っています花のような香りがする”文山包種茶”という台湾茶を目指す。手摘み烏龍茶では、台湾でよく育てられている「青心烏龍」という品種を使用まず蓋椀と呼ばれる茶器にお湯を注ぎ温める。その後、茶葉に熱湯を注ぐ洒落もお酒も好きという一面もある宇野さん。勉強のため、中国茶や煎茶など、日々いろいろなお茶を飲む産毛に包まれた新芽で「シルバーチップ」と呼ばれ、繊細な香りを生む手摘み紅茶の茶葉には白銀に光る小さな芽が含まれている。手摘み紅茶「もう大変!」(写真手前)など商品名も個性的新茶の発送は5月頃からスタートです『おとなの週末』2025年5月号『おとなの週末』2025年9月号お米は家の田んぼで育て、毎朝大鍋で炊く。原木シイタケやハーブが収穫でき、春には山菜も食卓に並ぶ次男の秋高くんはニワトリ小屋の世話係として活躍。長女の初美ちゃんは「お母さんのシイタケ焼き」が大好き長男の清太くんは、春野町から東京まで自転車で移動したこともあるほどの体力の持ち主。 記事に戻る 烏龍茶ならぬ「ウーノン茶」って何? 静岡の生産者自ら台湾で学んだこだわりの製法に迫る