鉄道の「廃線」を巡る 国立公園八幡平への観光路線だった松尾鉱山鉄道 最盛期には上野駅から臨時直通列車も運行していた #岩手県#鉄道 記事に戻る 松尾鉱山鉄道の路線略図=資料/国立公文書館蔵松尾鉱山から岩手山を望む東八幡平(旧・屋敷台)駅構内全景。「松尾の鉱山(やま)〔松尾村発行〕」より=資料提供/八幡平市松尾鉱山資料館馬に代わり登場した瓦斯倫車(ガソリンカー)がけん引する貨物列車。本来ならば国の許可が必用だったにも関わらず、無許可で走らせていたのだった=撮影年次不詳、写真提供/八幡平市松尾鉱山資料館松尾鉱業株式会社の名義で当時の運輸省仙台陸運局長あてに提出された松尾鉱山鉄道に関する許認可届の書類=資料/筆者所蔵松尾鉱山鉄道と書かれた当時の列車ダイヤ(部分抜粋)=資料/筆者所蔵客車内に設置された注意案内板に記された松尾鉱業鉄道の文字。旧機関区跡地で倉庫として使用されていた客車の車内で=1996年6月9日、東八幡平市緑ケ丘観光客誘致のため国鉄から臨時列車を直通運転する旨が記載された許認可申請書=資料/筆者所蔵国鉄からの中古電車購入時に運輸省(仙台運輸局)あてに提出した理由書=資料/筆者所蔵廃止から14年が経過した頃は、まだ大更駅のホームがかろうじて遺されていた。ホーム部分の木製構造物は、1934(昭和9)年の専用鉄道開業当時からのものだ=1986年5月18日、岩手郡西根町(現・八幡平市)専用鉄道化された当時の大更鉱山駅(のちの大更駅)。このホームに見る木製の構造物は、廃止後14年が経った廃駅跡の写真でも確認できる=写真提供/八幡平市松尾鉱山資料館 記事に戻る 昭和の高度成長期、上野発国立公園八幡平行きの臨時列車が存在した 半世紀前に廃止、「松尾鉱山鉄道」は観光客も運んだ