7種類のグラスワイン飲み放題とともに楽しみたいカジュアルイタリアン
私の地元にある飲食店は、回転寿司やステーキ、ラーメン、うどんなど大手チェーン店ばかりでイマイチ面白みがないと思っていた。
しかし、いつも通る道で見つけてしまったのである。
私が自信を持ってオススメできる店を……!
それが名鉄犬山線徳重名古屋芸大駅前にある『AFuRe kitchen(アフレキッチン』。
名古屋駅からは普通電車で15分。
地下鉄鶴舞線であれば、名古屋市内から乗り換えなしで行ける。
店の前には駐車場も完備しているが、電車で来ることをおすすめしたい。
店は2016年11月に「店を訪れた人の笑顔が“溢れる”ように」と思いを込めて、若きオーナーの稲月貴啓さんが開店させた。
料理はイタリアンをベースに、常時50種類ほどを用意している。
「店の位置づけとしては、気軽に立ち寄れる居酒屋と、記念日にも使えるレストランの中間あたりを狙っています」と、稲月さん。
うん、それは正しい。
なにせ私の地元は田舎なので、あまり本格的な料理を出してしまうと、客の方が引いてしまうから(笑)。
では、稲月さんおすすめのメニューを紹介しよう。
まずは、カリッと揚げたごぼうをサラダの上にたっぷりとのせた「かりかりごぼうのミックスサラダ」(680円)。
香ばしい風味は、ビールやスパークリングワインとぴったり。
食物繊維も豊富なので、女性に人気のひと品だ。
続いて、「自家製ローストビーフ」(880円)。
稀少部位である「とうがらし」を使用していて、やや歯ごたえがあるものの、濃厚な旨みが楽しめる。
味付けは、さっぱりとしたバルサミコソース。
ローストビーフは好評で、ランチタイムには、スープとサラダ、ドリンクバーが付く「ローストビーフ丼set」(1180円)も用意している。
こちらは、「AFuRe風カツレツ」(1180円)。
いわゆるミラノ風カツレツだが、細かく刻んだトマトとバジルがたっぷりとのせてあり、さっぱりとした口当たりに仕上げている。
粉チーズのコクも、心地良いアクセントになっている一品。
最後は、稲月さんの自信作「モッツァレラとバジルのマルゲリータ」(880円)。
米粉と全粒粉を生地に加えてあり、ほのかな甘みともっちりとした食感。
お酒を片手に会話に夢中になっていて、冷めたとしても十分美味しく食べられるのも特徴だ。
料理もさることながら、見逃せないのが太っ腹なサービス。
これは稲月さんに紹介していただこう。
「17時半~19時に来店されると、通常280円のタパスが半額の140円になります。
全7種類ありますから、3品、4品と注文される方も多いですね。
また、スパークリングワインを含む7種類のグラスワインの2時間飲み放題を1580円で実施しています」
ちょい飲みからきちんとした食事まで幅広く対応できるのが嬉しい。
近々、私もここでお酒と料理を楽しもうと思っている。
AFuRe kitchen
[住所]愛知県北名古屋市徳重広畑33
[TEL]0568-65-9020
[営業時間]11時半~14時、17時半~23時半
[定休日]火曜
永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。
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