きんぴら作りに! 「ささがきちゃんWスライサー」と「プログレード スピードキンピラピーラー」を比較!
なぜか突然、きんぴらごぼうを作りたくなった私。
ごぼうピーラーを検索したら、いくつか商品があるみたいなので、今回は、「ささがきちゃんWスライサー」と「スピードキンピラピーラー」の2品を比べてみました。
「ささがきちゃんWスライサー」(株式会社コジット)
ステンレス鋼
中国製
「ささがきちゃんWスライサーの特徴」
(ささがき&皮むき)2way
皮むき部分/内側と片側のエッジにヤスリ付き。
ささがき部分/両サイドの刃で力いらず。
「プログレード スピードキンピラピーラー」(下村工業株式会社)
刃:ステンレス刃物鋼
クシ刃:ステンレス鋼
フレーム:18‐8ステンレス
日本製
「プログレード スピードキンピラピーラーのこだわり」
プロの調理道具の切れ味や機能にこだわりながら
使いやすさとデザインを追求。
クシ刃1本1本に刃付けをし、つまらず軽くきれ、
切れ味鋭い国産刃を使用。
約3mm幅で切れます。
芽取り付き。
まずは「ささがきちゃんWスライサー」から使い心地をチェック!
それぞれ、特徴もあり、形状もちがうごぼうのスライサー。
まずは、「ささがきちゃんWスライサー」をつかって皮むきからやってみました。
輪になっているほうを上にして外側から握りしめ、ヤスリ付きやけん、ヤスリの角をごぼうの皮にあて、前後に動かして、すり~すり~と皮をこそげ落とす。
ごぼうの皮むきをするときの
持ち方。
やすりの角をごぼうにあてて
皮をこそげ落とす。
きれいに落ちたばい。
次に、ささがき。
輪になっているほうを下にして、外側から握りごぼうを挟み、前後に動かしてささがきします……。
スライス(ささがきも)するときの
持ち方。
すり~すり~とカットできるかと思ったら……。
あら~。
まったくスムーズにいかん。
ごぼうを挟んで、
前後に動かすことでスライスカット。
「軽く握ってそそぐのが上手にささがくコツ!」と書いてあるのに……。
意外と力がないと、ごぼうを挟めない。
前後動かす前に、ごぼうが挟めないから、カットできん!
けっこう力を入れてやっと挟め、ごぼうがスライスできたばい。
これ、縦ピーラーが2本ついているのと同じ?
挟むのをやめて、縦ピーラーと同じようにやったほうが、スライスできるばい。
以前、紹介したOXOの縦ピーラーのほうがスムーズかも……。
どうにかスライスしたごぼう。
試行錯誤した結果、縦ピーラーの方ほうでカットしてみたばい。
スムーズにすり~すり~とカットできる!!
ただ、細かくなってしまう……。
そして時間もかかるわ~。
スライス後の
ごぼうの残り。
ささがきちゃんWスライサーで、なんとかやってできたけど……。
ごぼうをスライスしていくとだんだん先端が細長くなることで、ごぼうを挟むことができないし、ささがきができない。
握る力も必要でした。
「ささがきちゃんWスライサー」で作ったきんぴらごぼう
これって、包丁でやったほうがよかばい。
皮むき付いてスライサーできるならと思ったばってん、皮むきは、包丁の背側でそいでいけば綺麗にできるし~。
人参もやってみたけど、人参はまったくできない……。
けっきょく、ごぼうだけのきんぴらごぼうになってしまった。
正直これは、イマイチだった!!
次は「プログレード スピードキンピラピーラー」に挑戦!
まな板にごぼうを置き、ピーラーでスライス。
すり~すり~と調子よくスライスできた!!
調子よく、すり~すり~とスライスしていると。
イイ調子で、スライスが始まった!
あれ??
「詰まらないように、特殊製法の国産刃を使用」したことで詰まらずスライスできるはずが、たまに、詰まってしまう。
こんな感じで、
ときどき詰まる……!
たまに、詰まってしまうのは仕方ないのかぁ?
ごぼうのスライスはこんな感じ。
まずまず、キレイにできた
こぼうのスライス。
ごぼうは、包丁使わず、最後までスライスできました!!
続けて人参に挑戦!!
今度は人参もきちんとすり~すり~とスライスができるばい。
力もそんなにいらない。
すり~すり~とスライスできて、気持ちよかぁ~。
プログレード スピードキンピラピーラーの
独特な刃の形状は、こんな感じ。
約3mmの千切りにカットできるので、均等にスライスできます。
細さは、イイ感じばい。
スライスが終了した人参。
ただし、人参は最後まで
スライスできなかったば~い。
だけん、けっきょく最後は包丁を使って、人参をスライス。
そして、きんぴらごぼうの完成。
「プログレード スピードキンピラピーラー」で作ったきんぴらごぼう。
切れるときは、気持ちよくスライスできるけど、詰まるときにちょっとイラっとしてしまいます。
たまに、詰まるだけですなんですけどね~。
「プログレード スピードキンピラピーラー」で作った紅白なます。
紅白なますも作ってみました。
大根もスライスできるときは気持ちいいのですが、やっぱり、たまに詰まってしまいます。
大根も、最後までスライスできなかった……。
ほとんどのスライサーは、どうしても最後は包丁は必要になるのかなぁ~?
でも、ごぼうは、最後までスライスできたし……。
とはいえ、このスライサーを使うことで、確かに時短できんぴらごぼうが完成しました。
今回比較した2品では、「プログレード スピードキンピラピーラー」のほうがおススメかな。
田中moko mokoくま3
九州生まれ。特技はアクリルたわし作り。本業は雑誌やカタログなどで活躍するスタイリストだが、現在、絶賛婚活中のアラフォー女子。お裁縫はもちろん、料理も掃除もきっちりこなすのに、なぜか「◎婚」に縁がない……moko mokoくま3が、気になる調理具を、実際に使ってレポートしていきます。
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