日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:コノシロ
コノシロは出生魚で、地域によって呼び名は多少異なるものの、成長するに従い、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと名前を変えていきます。
魚偏に冬という漢字の由来は、11~2月の冬の時期が旬であるためと言われています。
また、コノシロという名前の由来は諸説ありますが、昔は飯の代わりになるほど大量に獲れた魚であることから、「飯(こ)の代わりにする魚」と呼ばれるようになったということです。そのため、昔は飯代魚(このしろ)と表記されることもあったとか。
その昔は、コノシロは焼くと独特の香りがすることから、その臭いが人の死体を焼く臭いに似ているなどと嫌われていたという悲しい話も……。
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