全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。
読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし! 難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!
難易度:★★★★★
■難読漢字、駅名編の正解はこちら
正解:きれうりわりえき
喜連瓜破駅は、大阪市高速電気軌道 (大阪メトロ) 谷町線の駅で、敷津長吉線(しきつながよしせん)の終着駅です。
この駅名は全国屈指の難読駅名。加えて、敷津長吉線も読みの難しい路線として知られています。
駅が喜連と瓜破という2つの町にまたがることから、これらの町名を合わせて喜連瓜破駅と命名されました。
喜連は、1798年(寛政10年)に記された「古事記伝」に「河内の堺なり、昔は河内に属して、万葉に河内国伎人郷とある處なるを、久礼を訛って喜連と云うなり」と記されていたことが由来とされています。
瓜破という地名の由来には、高野山へ向かう途中の弘法大師がこの地で水を所望したところ、住民が瓜を割(破)って供したことからこの名がついたという説があります。ほかにもさまざまな説があり、本当のところは定かではないといわれています。
この駅の周辺には、多くの寺社があるため、パワースポット巡りが楽しめます。
また、この駅のある平野区は大阪市を構成する区のなかで最も人口の多い区です。
平野区の特産品は、平野飴、平野蒟蒻(こんにゃく)、平野酒。特に、平野酒は太閤秀吉も愛でたという、歴史のある大阪の地酒です。
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