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全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像/おと週Web編集部

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難易度:★★★☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:あだしの

化野は、京都市右京区にある町名です。古来より風葬の地として知られ、平安時代より、庶民の遺体を野晒し(風葬)にしていた場所でした。

「あだし」とは、はかない、無常、あてにならないという意味の古語で、それが地名の由来となっています。つまり、「化(あだ)し野」とは、「あの世とこの世の境界」を示すような地名なのです。

化野念仏寺の境内にある約8000体の石仏・石塔が並ぶ「西院の河原(さいいんのかわら)」では、8月には千灯供養(せんとうくよう)が行われます。

化野は小さな地域ですが、嵯峨野・嵐山のグルメを含めて楽しむことができます。

和菓子と抹茶が提供する茅葺きの町家を使った茶屋が点在します。

また、嵯峨・嵐山エリアでは「湯豆腐」が名物となっていて、老舗の豆腐店や湯豆腐専門店が数多く存在します。

この地域は、地下水が豊富で水質がよいことで知られています。美味しい豆腐を作るには良質な水が不可欠であり、それが湯豆腐の美味しさにもつながっています。

自然豊かな景観のなか、落ち着いた雰囲気の料亭や茶屋でいただく湯豆腐は格別です。

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おとなの週末Web編集部
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