話題となる新商品の開発をやってみようということで、人気飲食店を何店舗も手がけるさとうこうじさんとタッグを組んで、全国47都道府県の名産・特産品を使った丼の開発に乗り出すことに。今回は、長野県名物の「ローメン」をベースに丼レシピを考えました。
蒸した麺をご飯にかえるだけ。手軽に楽しめる伊那発の味わい
蕎麦、おやき、野沢菜、リンゴ、山賊焼き、ソースカツ丼……食材の宝庫と言われるだけあって長野県には名物がいっぱい。
そんな中から、今回の丼のベースに選んだのはローメン。
「蒸した麺、地場産業のキャベツ、羊肉を炒め合わせた一品で、ソースや酢などを好みで回しかけていただく伊那発祥のソウルフード。その麺をご飯に変更し、野沢菜の塩気と酸味をプラスするだけという簡単さです」。
食べれば、羊独特の香りと旨み、ウスターソースのスパイシーさによって引き立てられたキャベツの甘み、キクラゲの食感が実にご飯にピッタリで、おかわり必至のおいしさ。パクチーは好みですが、羊との相性は抜群なので、使うなら多めがベターです。七味やニンニクでパンチを加えても◎。


