金沢の街から届く、新しい一杯。コーヒーの日であり、日本酒の日でもある10月1日に発売される「SAKE珈琲」は、能登で作られた日本酒の香りを纏ったユニークなドリップコーヒー。和と洋の魅力を一度に楽しめる、ちょっと特別な日常を演出してくれます。
石川から全国へ。香りでつながる新しい嗜み方
2025年10月1日の「コーヒーの日」かつ「日本酒の日」に合わせて、石川県にある『大和屋』から「SAKE珈琲」が発売されます。石川を代表する銘酒「谷泉」を使用し、日本酒の香りをまとった新感覚のドリップコーヒーで、価格は1パック432円(税込)です。アルコールは含まれず、日本酒香料を使用して仕上げられているため、お酒が苦手な方や日中でも安心して楽しめます。
開発のきっかけとなったのは、2024年1月に発生した能登半島地震でした。甚大な被害を受けた「谷泉」をつくる能登町の老舗酒蔵『鶴野酒造』を応援し、地域資源を活かした新しい商品を創出したいという想いが「SAKE珈琲」誕生の原動力となりました。能登の復興を後押しするだけでなく、日本酒の魅力をこれまで触れる機会のなかった層にも届けたいという願いが込められています。
同商品を開発した『大和屋』を運営する合同会社別所商店代表の別所 裕介さんは、「日本酒の魅力は香りにある。けれども普段お酒を飲まない人にとっては、その香りを楽しむ場面が限られている。日常的に飲まれるコーヒーに日本酒の香りを重ねることで、多くの人に日本酒文化の入り口を開きたい」と語ります。
また、『鶴野酒造』の鶴野 晋太郎さんは、「地震で大きな被害を受けた酒蔵を復興させるために、これまでにない形で日本酒を表現する挑戦をしたかった」と振り返ります。酒蔵の伝統を守りつつも、コーヒーとの融合という斬新な発想を取り入れたことで、新しい嗜好品としての可能性が広がりました。
石川といえば、美食や工芸を誇る土地。その地から生まれた「SAKE珈琲」は、和と洋の感性を一杯に凝縮した特別な存在です。仕事の合間に香りを楽しむ午後のリフレッシュに、旅の土産に、大切な人への贈り物に。多様なシーンに寄り添う新しい飲用体験として、注目を集めるに違いありません。
“飲む日本酒”から“香りを味わう文化”へ。そんな新しい価値観を提案する「SAKE珈琲」が、石川から全国へ広がっていきそうです。
日本酒香るドリップコーヒー「SAKE珈琲」
販売開始:2025年10月1日(水)
販売店舗: 『大和屋』(金沢店、寺井店)、オンラインショップ
価格:432円(税込)
内容:ドリップパックコーヒー
HP:http://yamatoya-kanazawa.com/
文/おとなの週末Web編集部、ChatGPT
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