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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・飯田橋の沖縄料理店『沖縄料理 島』です。

今や貴重! 戦前の家庭の味を守り続ける3代続く沖縄料理店

再開発が進む飯田橋で、1961年の創業以来、学生たちの胃袋を満たしてきた。初代は沖縄・宮古島の出身で、戦前に上京したことから昔ながらの沖縄の味が今も息づく。実は沖縄で「すば」と呼ばれる料理を「沖縄そば」、「んきゃふ」を「海ぶどう」と名付けて売り出したのもこの店だった。

モツの煮込み600円、海ぶどう730円、地豆豆腐650円、泡盛(グラス)680円~

『沖縄料理 島』(手前から時計回りに)モツの煮込み 600円、海ぶどう 730円、地豆豆腐 650円、泡盛(グラス) 680円~ 「地豆豆腐」はピーナッツから手作り。味噌味が効いた「モツの煮込み」は泡盛にぴったり合う

2代目の女将は「父の時代から砂糖はほとんど使っていない」と語る。それも食べる人の健康を気遣っているからだとか。だからこそ、シンプルであっさりした味わいは毎日でも飽きないのだ。

3代目が腕を振るう今は、伝統の料理に加えて新たなオリジナルにも挑戦している。こだわりの泡盛を片手に、ここだけの沖縄家庭料理を味わいたい。

『沖縄料理 島』3代目 山本哲さん

3代目:山本哲さん「伝統を守りながらも新しい料理にもチャレンジしていきます」

『沖縄料理 島』小さなカウンター席がある1階のほか、宴会ができる地下フロアもあり

飯田橋『沖縄料理島』

[店名]『沖縄料理島』
[住所]東京都千代田区富士見2-4-7島ビル1階
[電話]03-3261-0206
[営業時間]11時半~13時45分、17時~23時(22時半LO)、土:17時~22時(21時半LO)
[休日]日・祝
[交通]JR総武線ほか飯田橋駅西口から徒歩3分

※画像ギャラリーでは、3代目が新しく考案した「島豆腐のあーさーあんかけ」の画像がご覧いただけます。

おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」

『おとなの週末』2025年12月号

撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「絶対に外せない神保町の名店4選 何度取材しても訪れたくなる」では、 おと週がこれまで幾度となく調査・掲載してきた中で、スタッフが愛するお店を最新情報に更新して再掲載。

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『おとなの週末』編集部
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