6月19日に公開となる映画『免許返納!?』。主演の舘ひろしさんがスター俳優・南条弘を演じます。免許の映画で南条弘といえば、「あの作品」を思い出す方も多いのではないでしょうか?『免許返納!?』は「ノンストップドライブコメディ」というキャッチコピーで、ダンディでハードボイルドなイメージとは違う意外な?舘さんの楽しいお芝居が盛りだくさん。今回「おとなの週末Web」では舘さんに映画の見どころ、撮影裏話などのお話を伺いました!
『免許返納!?』とアナザーストーリーの『免許がない!』 生まれた経緯を舘さんに訊く
――「おとなの週末Web」が食と街のメディアということで、テーマに絡めながら色々と映画についてお伺いできればと思っております。よろしくお願いいたします。
舘ひろしさん(以下敬称略、舘) 頑張ります!
――ありがとうございます!まずは『免許返納!?』ご出演の経緯を教えていただけますか。
舘 『帰ってきた あぶない刑事』(2024年公開)を撮っている時に、本作のプロデューサー2人から、「今度、『免許がない!』(1994年公開)のアナザーストーリーをやりたいんです」という、話をもらいまして。僕も『免許がない!』をもう一度やりたいということで、即答で「ぜひやらせていただきたい」と申し上げました。
――劇中の南条弘も舘さんもスター俳優だと思うのですが、演じる中で舘さんご自身と重なる部分はありますか?
舘 僕はスター俳優ではないですよ(笑)。役作りに関しては基本的には僕の中にあるコミカルな部分、ハードボイルドな部分を作品によって増幅して演じるタイプで。ですから、どの部分も自身の中にあるものなんですね。南条弘も「舘ひろしの中にある一部」だと思っています。
――今回の『免許返納!?』に関しては、 32年前に公開された映画『免許がない!』のアナザーストーリーという位置づけです。『免許がない!』は舘さんが『あぶない刑事』でクルマの運転をされないことがヒントになって生まれた、と聞いたことがあるのですが…。
舘 それはね、違うんです。『免許がない!』はね、『あぶない刑事』を…やっている時かな、ギリギリ。僕はね、とにかく若いくせに、渡さんから「遊ぶなら銀座へ行け」と言われて…銀座へ遊びに行ってたんですよ。
――はい。
舘 お金もないのに銀座のクラブで、バーって遊んでいる僕を(脚本を書いた)森田芳光監督が偶然見て。で、「この人(舘さん)に免許がなくて、免許を取りに行かせたらどうなるんだろう?」と思って書いたのが「免許がない!」なんです。
――そんな経緯だったとは。
舘 で、最初に『免許がない!』の台本が(当時所属していた)石原プロモーションに届きました。で、それを僕と小林(正彦)専務で読んで。これは映画の題材じゃないと思ったんです。小林専務も「ひろし、これは映画じゃねえな」と。
――一度、お断りになられたんでしょうか?
舘 じゃあ、まあ、放っておこうって。で、一年放っていたら、また森田監督から「舘ひろしで当てて書いてあるんで、他の人ではできない」って言われて。どうしてもって。でも、森田監督は次の作品があるんで、明石知幸監督が撮ったという。


