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「芋は臭くて苦手」という方こそ必見!フルーティな“フレーバー系”の登場で、ハイボールが主流に。もちろん、お湯割りの旨さも健在。飲み方の幅が広がっているのです。そう、芋は今一番懐の深い焼酎といえるでしょう。新店から長く愛される焼酎居酒屋まで、ビギナーもツウも一緒に行って楽しめるお店を集めました!

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昭和の風情が残る安らぎの居酒屋で薩摩の味と焼酎を『さつま おてちきや』@渋谷

流行りの焼酎スポットもいいけれど、薩摩焼酎&郷土料理は長年連れ添った夫妻のような趣がありますね。豚軟骨を黒糖と味噌で煮込んだ「とんこつ」に地元直送の「きびなご刺」、そこに前割りをクイクイッ。合うよなぁ。

さつまあげ600円、きびなご刺680円、「大金の露」前割り焼酎(温)500円

『さつま おてちきや』(手前から)さつまあげ 600円、きびなご刺 680円、「大金の露」前割り焼酎(温) 500円 注文を受けてから捌くきびなごは自家製の辛子酢味噌で。素朴な味のさつまあげは地元から取り寄せている。「大金の露」の前割りは丸い口当たりで飲みやすい

芋焼酎は少数精鋭、鹿児島の蔵だけ。特に大隅半島に力を入れ、すべて前割りも用意しているとか。飲み疲れないまろやかな味わいは無限に飲めるんじゃないだろうか(笑)。自然と次の杯へと手が伸びる。

店は昭和45(1970)年に渋谷のガード下で創業、11年前に今の場所に移転した。3代目の女将さんらスタッフは鹿児島出身で、旧店の趣を残すためカウンターも椅子もそのまま持ってきたんだそう。

逆に新しく仲間入りした味が串焼きだ。これにはソーダ割りがピタリとくる。蔵元直送「金計佐」はどっしりした旨みがありつつ飲みやすいから若者にも人気。老いも若きもしみじみ一献、よか晩を過ごせます。

女将:「『おてちき』とは鹿児島弁で『心ゆくまで』」

『さつま おてちきや』

[店名]『さつま おてちきや』
[住所]東京都渋谷区渋谷2-8-4東和青山ビルB02地下1階
[電話]03-3400-7071
[営業時間]17時~23時(22時LO)
[休日]日・祝、他不定休
[交通]JR山手線ほか渋谷駅東口・地下鉄半蔵門線ほか表参道駅B3出口から徒歩8分

和酒と接客のプロが営む名店で焼酎の魅力に酔う『銀座 ごち惣家』@東銀座

店の入れ替わりが激しい銀座で14年。人気が続くのは簡単じゃない。僭越ながら考察すると、理由のひとつは店主の布施知浩さんの圧倒的な和酒の知識だろう。

学生時代に焼酎に目覚めて専門資格を取得、蔵元と交流を続け、今やイベント主催など業界で活躍するスペシャリストである。間違いない店だと、もうおわかりですね?

料理は産地直送の食材を使った炭火焼きなど名作揃いだ。

新レンコンの素焼きにはまあ驚いた。シャキッと鮮烈な素材感。最近注目という蔵の「蜜滴SUN紅はるか」を合わせれば、甘やかな芋の風味がまた完璧な相性で……水割りひとつ取っても氷の有り無しや水の温度など精緻な計算で魅力を引き立ててくれる。

牡蠣の燻製マリネ(4個)770円、炭火焼き新れんこん880円、「蜜滴SUN紅はるか」氷なしの水割り979円、「なかむら」ロック869円

『銀座 ごち惣家』(手前から時計回りに)牡蠣の燻製マリネ(4個) 770円、炭火焼き新れんこん 880円、「蜜滴SUN紅はるか」氷なしの水割り 979円、「なかむら」ロック 869円 レンコンは絶妙な火入れ。みずみずしい甘みに常温の水で割る「蜜滴SUN紅はるか」のとろりとした芋の風味が共鳴する。広島産真牡蠣の燻製は濃厚な旨み

「料理や酒を口にしたお客さんの表情で今求められている味がわかる」と現場主義を貫く姿勢にも敬服!

店は焼酎に詳しいスタッフも多いので、迷ったらぜひ相談を。打てば響く鼓の如く提案してくれる。

店主:布施知浩さん「割り方で多彩に変わる焼酎の魅力を楽しんで」

『銀座 ごち惣家』

[店名]『銀座 ごち惣家』
[住所]東京都中央区銀座5-14-14サンリット銀座ビルII地下1階
[電話]03-6278-8814
[営業時間]17時~24時(23時LO)※金は~翌4時(3時LO)、土は~23時(22時LO)
[休日]日・祝は不定休
[交通]地下鉄日比谷線ほか東銀座駅4番出口から徒歩1分

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甕から注ぐ多彩な前割りと上質な和食が自慢『新橋 二貴(にたか)』@新橋
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『おとなの週末』編集部
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