松まつもと(割烹料理/中目黒)|お椀、お造り、季節の野菜。その心遣いにも満足

コの字のカウンターの中でテキパキ仕事をする店主・松本幸子さんの人柄もあり、こじんまりとしながら活気がある。「お客さんに損はさせられない」という心意気。

画像ギャラリー

松まつもと(最寄駅:中目黒駅)

八品4800円のコースは実にお値うちだ。コース以外のお客さんも必ず食すという、お造りとお椀は中でも人気。魚マイスターでもある松本さんが産地にもこだわり選ぶ旬の魚は、ひと味もふた味も違う。この日のお椀には鮎やミニトマト、京都の粟麩、じゅん菜が入って、ほっこりお出汁も味わえる。彩り豊かに季節の野菜も盛り込まれ、丁寧に仕事がされた料理には、自然と顔もほころぶはずだ。

「桃」(八品)

5200円

【前菜】野菜の造り

品種や産地にこだわった旬の野菜が8〜9種類。金山寺味噌で。前菜には自家製生豆腐も

【お椀】鮎、ミニフルーツトマト、京都の栗麩、じゅん菜

まずはこちらでほっこりと。お椀は季節ごとに変わる。秋には松茸なども使う

【旬の魚のお造り】北海道・大黒さんま明石・タコ三宅島・釣りカンパチ

ほかに、天草・はも、汲み上げ湯葉と北海道のウニも。ツマにもこだわっていて全部食べられる

【おきまり】玉蜀黍(とうもろこし)の胡麻豆腐

季節の胡麻豆腐。やさしい食感。とうもろこしの甘みと、濃厚なゴマの風味が後を引く
日本酒の定番は手取川と七田。自然派ワインも人気で、和食と一緒に楽しめる
料金をプラスして、メインを和牛グリルに変更可。A4ランクの和牛は甘さすら感じる品のいい美味しさ

[酒] ビール生小グラス480円〜 焼酎グラス650円〜、ボトル2800円〜 ワイングラス750円〜、ボトル3800円〜 日本酒一合600円〜
[その他のメニュー]松(コース・11品)6800円、本日の白和え750円、小肌の白ワインじめ650円、極卵の茶わんむし650円、大山鷄ささ身昆布じめ750円、フォアグラの味噌漬け焼とグリル野菜1500円、和牛のグリルと焼野菜1800円、本日のお魚のグリル900円〜、卵かけご飯「極卵」釜炊き1.5合1400円 ※価格はすべて外税

松まつもと

[住所]東京都目黒区上目黒2-24-14 [TEL]03-6451-0297 [営業時間]18時〜24時LO [休]日・祝 [席]カウンター12席のみ/禁煙/予約可/カード可/サなし [アクセス]東横線・地下鉄日比谷線中目黒駅東口から徒歩7分

電話番号 03-6451-0297

2016年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

朝ごはんが1万1000円!銀座で最上級の朝食を発見 店主は五つ星ホテルの総料理長時代「世界一の朝食」と米雑誌がお墨付き

今一番好きな蕎麦屋は?目白『蕎麦 おさめ』と即答!唸ったのは「羊ロース」

心が震えた『翁庵』の“地味うま”な蕎麦前 この「親子煮」を見よ!

「おとなの週末」編集長が唸った『蕎麦前ごとう』の「合鴨炭火焼」 ロゼとの相性抜群、その味わいは?

おすすめ記事

ビッグなソーセージをがぶり!【厳選】シャルキュトリーが自慢のビストロ4軒 

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

この食材の名前は? やせた土地でも育ちます

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…