煮込 蔦八|コの字の中の大鍋で守られる名物煮込み(居酒屋/大森)

あの『蔦八』の煮込みが復活した。昭和45年創業の大森の名酒場が店主の高齢により閉店したのは昨春のこと。

画像ギャラリー

煮込 蔦八|つたはち(最寄駅:大森駅)

惜しまれる中、存続を望んで店を引き継いだのが地元出身の土屋一史さんだ。わずか半年後に再開させ、常連客を喜ばせた。大鍋で継ぎ足しながら守る国産牛モツの煮込みはもちろん昔のまま。醤油ベースの濃厚な味で、前店主の元に通って作り方を学んだという。新たに加えたメニューは土屋さんの母の手作り。新旧の味が、常連のみならず若い客をも惹きつける。

煮込(大)玉子入

780円

右奥は国産の牛モツを使った煮込み。醤油ベースにニンニクや味噌などで味付け。

アジ南蛮漬 580円

南蛮漬けは前の店主から受け継いだ味で、まろやかな酸味

羅臼の水ダコ活〆タコブツ

580円

北海道・羅臼産の水ダコは獲れたてを浜茹でし、瞬間冷凍で直送。使い込まれた木枡で飲む酒も趣がある

煮込 蔦八

[住所]東京都大田区大森北1-35-8
[TEL]03-3761-4310
[営業時間]17時~23時(22時半LO)、日・祝17時~22時(21時半LO)
[休日]年末年始
[座席]カウンター15席、テーブル12席、計27席/分煙/予約可/カード不可/サなし、席代250円別
[アクセス]JR京浜東北線ほか大森駅東口から徒歩3分

電話番号 03-3761-4310

2016年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

【厳選】商業ビルの和食酒場《虎ノ門ヒルズ・田町の2軒》北千住発の炉端焼きを手頃な価格で

【厳選】きっと通いたくなる!居酒屋4軒 サービス精神満点、コスパ、料理の完成度も

【厳選】寄りたくなる“おとなの居酒屋”3軒 駒沢大学・恵比寿・目黒エリア編

できたての“どぶろく”はいかが?茅場町の角打ち『平和どぶろく 兜町醸造所』 は名酒「紀土」の蔵元が展開、日本酒やクラフトビールも堪能できる

おすすめ記事

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

この食材の名前は? やせた土地でも育ちます

満腹でも気分は軽やか!東京産食材にこだわったヘルシービュッフェ を提供 八重洲『ホテル龍名館東京 花ごよみ東京』

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…