味噌ラーメン界のトップを走り続ける創業51年の老舗と、白味噌を使った独自の味でファンを獲得している人気店。絶対に食べておきたい味噌ラーメン2杯をご紹介します!
画像ギャラリー【閉店】創業51年にして、今なお2時間待ち!味噌ラーメン界を牽引する超重鎮
昭和39年に創業した札幌発祥の名店。すみれ 新横浜店[交]JRほか新横浜駅から徒歩5分 ※ランチタイム有
白味噌とにんにくが効いた、とろとろマイルドな濃厚スープ!
スープは、鶏胴ガラやゲンコツ、コラーゲン質のモミジや豚足、ジャガイモなどの野菜類を長時間炊き、濃厚に仕立てたもの。ラードと共に鍋で煽り、焦げ目を付けた白味噌を合わせることで、濃厚ながらもマイルドで上品な印象に仕上がっている。味噌麺処 花道 (みそめんどころ はなみち)[交]西武新宿線野方駅から徒歩3分 ※ランチタイム有
味噌ラーメンにも清湯の波が到来
土地柄か、東京ではなかなか増えていかない味噌ラーメン専門店。2009年頃に、一時味噌の専門店が急増した時期があったが、その後は大きなブームの到来などはなく、現在に至る。
味噌ラーメンが根付きにくい土地ではあるが、東京で広く浸透しているのが、『純すみ系』と呼ばれるラードをたっぷり使ったスパイシーで濃厚な味噌ラーメン。
この元となっているのが、1964年に札幌に創業した『純連』という店で、新横浜ラーメン博物館にある【閉店】『すみれ』は、創業者の息子の店にあたる。熱したラードで味噌を焼き、スープや具と共に一気に煽る手法は、東京でも多くの店で踏襲されている今や定番のスタイルだ。
純すみ系や『花道』のようなこってり系の味噌ラーメンは変わらず人気だが、時代の流れを受けてか、最近は清湯を使った味噌ラーメンを出す店舗も増えてきている。今後は、味噌ラーメンも濃厚とあっさりの二極化が進んでいきそうだ。
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