池上の喫茶店「古民家カフェ 蓮月」のグルメ取材記事とおすすめメニューの写真。未来へと歴史をつなぐ「時代の伝承」が使命。昭和の面影を残す池上本門寺の門前町に、古民家カフェ蓮月はある。木造の家は昭和8年に宮大工が建てた貴重な建築様式。[住所]東京都大田区池上2-20-11
画像ギャラリー古民家カフェ 蓮月 れんげつ(最寄駅:池上駅)
写真:蕎麦屋時代の面影を残した温もりのある店内。ゆったり過ごせるよう隣席と距離感を保つ。
蕎麦屋時代の椅子や机も一部使う。
元は蕎麦屋だったが、店主が高齢で閉店を余儀なくされたことから有志らが建物活用のプロジェクトを立ち上げ、2年前、再び家に”命”が吹き込まれた。それが蓮月誕生のきっかけだ。 流行りのカフェと一線を画すのは地元の交流の場でもあることだろう。内装はほぼ当時のまま。1階は近所の子供も放課後自習に通う居間のような空間で、2階は大広間。料理研究家がレシピを考案した豚丼も評判を呼んでいる。「テーマは家族。ここが家、学校、職場、旅先となる存在に」と代表の輪島さん。地域の心が宿る店は今や街の宝だ。
厚切り照り豚丼
1190円
いちごのクランブル・タルト(季節のケーキ)
600円
グレープフルーツレモンスカッシュ
580円
古民家カフェ 蓮月の店舗情報
電話番号 03-6410-5469
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