海外からの観光客が激増する大阪では、通天閣のある新世界まで観光化が進行。西成らしい独特の風情が残るのは「あいりん地区」だけとなっている。 だが、このディープエリアを体感したいと考える若者たちを多く集め、それに合わせて数多くの飲食店もオープンしている……。
画像ギャラリー大阪・西成のアングラメニュー、激安路上ホルモンに挑戦!
海外からの観光客が激増する大阪では、通天閣のある新世界まで観光化が進行。
西成らしい独特の風情が残るのは「あいりん地区」だけとなっている。
だが、「危ない」「汚い」「怖い」というイメージを未だに持っている大阪人が多いねんけど、最近は少しずつ昔のイメージから脱却しつつある。
ディープエリアを体感したいと考える若者たちを多く集め、それに合わせて数多くの飲食店もオープンした。
とはいえ、出張客や観光客にはまだまだ敷居が高いエリア。そこで今回、初心者でも安心して飲める飲食店を紹介したい。
この店を知らなければモグリと言われるほどの有名店。
それが『鉄板焼きホルモン やまき今池店』だ。路面店でこの様な立ち飲みスタイル。
ホルモン1本70円という安さながらこの大きさ。
甘辛のにんにく醤油ダレのホルモンと、缶ビール(300円)やチューハイ(270円)をゴクリ。
「カーッ!」と唸り声に出したくなる旨さだ!
キモ(70円)を注文すると、店主が食べやすい大きさにカット。
先程いただいたホルモンの串に刺して食す。
ジューシーなキモの柔らかさとタレが絡み合って、……なるほど、クセになるのがわかる。
この店には、早い時間だと裏メニューがある。
それが脂身なのだが、訪れたのが遅かったこの日は……。
なんと1キレだけ、ホルモンに混ざっていた。
常連客から進めれて食したアブラは、外がカリカリ、中はアブラの甘み。
口の中で旨さが爆発、即完売するのも納得や!
ちなみに鉄板の角におかれたタレは、串カツ同様、二度づけ禁止。
格別な空間で格別な楽しみ方ができる。
しかも、値段は超激安だ。
釜ヶ崎(あいりん地区)に来るなら、ホルモン料理は鉄板。
ぜひ、ご賞味あれ。
鉄板焼きホルモン やまき今池店
[住所]大阪市西成区萩之茶屋2-2-7
[TEL]06-6634-3535
[営業時間]14:00~21:00(平日)
11:00~21:00(土日)
[定休日]不定休
加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。
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