男子たちが「女性を連れて行きたいお店」について緊急会議を開催！作戦会議にも近いトークを、おとなの週末のライター・カーツ＆池田と編集部・門脇＆武内＆戎が、アツくドキドキしながら誌面公開いたします！男たちの「本当の」三ツ星店をご紹介！
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おと週男子会緊急開催！
栄えある男子会会場に選ばれたのは、新中野にある人気居酒屋『やるき』。
スパイシーほっけやスパイシーおでんなど、スパイス系メニューが満載で、この日も男たちの“ヤル気”刺激には事欠かなかった。
武内「奇襲攻撃ならぬ カウンター攻撃で攻める」
武内慎司（以下、武）「いきなりですけど、女性を口説くのはカウンターに限ると思ってるんですよ、ボクは」
門脇宏（以下、門）「カウンターってのは重要かもしれないね」
武「男が鼻毛とか飛び出させてても見えないんですよ」
カーツさとう（以下、カ）「鼻毛くらいデートの前に切っとけよ」
武「店が混んでくると、段々と肩が触れ合ってくる感じも捨てがたいですし」
門「カウンターに座る時は、男が左側に座った方がイイって聞いたことあるけど、本当？」
戎誠輝（以下、戎）「ほんまですか～。なんでですか～？」
武「左耳から入った男の声は右脳に届く。右脳は感覚を司るので、女性の好き、嫌いの感性に響く……という理論なんですが」
門「ほぉ～にわかに信憑性が高まってきた」
カ「でもカウンターとかいって、カウンターの向こうにカッコいい若い男の料理人がいたら、女の視線がそっち行きません？」
武「ないない！ でも女性から『どんなお店でもいいわ』って言われたら、どんなお店に行きます？」
カ「男が一番人生で頭使うところですよ。そしてお金使ってもイイと思う時ですよ」
門「ボクらって割とお金使う時代に育ったじゃないですか？」
カ「バブルかすってますから」
門「でも今の若い女のコなんかは逆に安かったり、大衆的な店を喜ぶっていう風潮もでてきてる。どうなの一番若い戎くん？」
戎「でも最初はイタリアンとかフレンチとか行きたくなるんじゃないですか？ 洋モノ系の」
門「オレは和系の方がいいと思うんだけどなぁ」
武「寿司屋なんかもカウンターですからね」
カーツ「寿司屋の注文は お任せください！」
カ「寿司屋は注文が苦手な女性とかいるじゃないですか。だから『ウニたのんで』なんて小声で言われて『大将、ウニ握って』なんて言ったら、“この人素敵”って思われますよね」
門「それもないッ! !」
武「ボクがカウンターを推すのは、『カップルのお客さんの会話が減ってきたら、会話が弾むようにしますよ』っていう店主さんと何人も会ってるからです。ココゾという時は、仲のいい店主のいる店に行くのが一番」
カ「でもそんな店がない人は、女性と仲良くなる店に、お店と仲良くならなきゃいけない……、男って大変すぎますよ！」
門「照明も大事じゃない？ オレは白熱灯の赤い光の、それも少し暗めの方がイイ」
戎「ルクスは考えないとダメですよね」
門「『おとなの週末』の店データにもルクスを入れるか！」
武「でも一軒目から暗いと不健全な香りがしませんか？ 一軒目は明るい方が安心感を抱かせるんじゃないか？ と。ただ場所だけは、暗い路地裏の奥にあるといい。怖いような暗い道のあとに明るい店に入ると“吊り橋効果”がある気がして……」
戎「なんですか、それは!?」
武「同じ恐怖体験をすると、その恐怖のドキドキを恋愛のドキドキと錯覚して好きになるというヤツ」
カ「なるほど。ところで最近多い個室の店とかどうですか？」
門「いきなり個室はハードル高いでしょ。警戒されるし」
武「『この人、個室を予約するなんていやらしいわ』って思われますよ」
カ「いや『エ～個室予約したつもりないのに個室かよ～』とか言えばいいんですよ！ しっかり個室予約したのに（笑）」
武「個室じゃ逃げ場がないじゃないですか？」
カ「逃げ場なんてなくてイイ！」
池田「相手の好みのリサーチが一番大事なんだな」
――― ここで遅れて池田一郎（以下、池）登場。
池「個室はすでに何回もデートしている二人で行く店ですよ」
戎「それが正解ですね」
カ「ならそれでイイ……」
池「女性の食の好き嫌いも重要だと思いますよ」
武「それをどう女性から聞き出すか？ も重要ですよね」
池「『何が好きなの？』って聞くより、『オレはこれが好きなんだけどどう？』って話を拡げつつ、相手の気持ちをリサーチするのがイイと思う」
カ「勉強になるなァ……」
池「前に美味しいモノを食べさせたいと思って、自分が美味しいと思うものをバンバン頼んだら、あとで『ワタシの食べたいものも頼みたかった』って言われたことがあってね……」
カ「『なんでもイイ～！』っていう女性はいないんですかっ！」
門「オレは『なんでもイイ』女性はあんまり好きじゃないね」
戎「ついに男側からの逆襲が始まりましたよ」
池「だから最初のデートはその女性の食の趣味を探れる店がいいんじゃないの？」
カ「どんな食の趣味にも対応できるようなメニュー構成の店ですね」
門「思うに、“旨い店”はもちろんなんだけど、店を出たあとに『楽しかった』って思える店がやはり一番じゃないのかなァ」
カ「楽しけりゃ安い店でもいいんですかね？」
池「安い店を『おもしろい』って思う女性もいるんだけど、なかには『私はこんな安い女じゃない』って怒る人もいるから、そこも気をつけないといけないんだよね」
戎「要するに、女性の食の趣味に始まり、性格まで把握しないとマズイってことですよね」
カ「店選びは、男にとっては、ほぼ『愛』そのものですね」
武「今までをまとめると、暗い道の奥にある明るいカウンターの、女性の食の趣味が計れるような、要するに料理の幅の広い店に入って、女性の左側に座り、自分の主張を言いつつも、自然と女性に注文させて、その流れの中で女性の性格までをも探っていけばＯＫ!?」
戎「そんな店、あるんですか？」
門「それを探し伝えるのも『おとなの週末』の使命です! !」
男子会に参加した 男たちのリアル三ツ星店
カーツのイチオシ『トレーダーヴィックス』＠紀尾井町ホテルニューオータニ
ディズニーランド的なエンタメ感があって、盛り上がる。
バブル時代のホーム的存在（笑）。
池田のイチオシ『みつぼ』＠池袋
店名の通り本当に3坪しかなくて、ちょっと離れた場所にあったのもイイ感じ。
店主は無口で余計なこと言ってこないし、味も上々＆しかも手頃。
この店で飲みながら次の作戦練るのが定石。
女の子落とすのにハシゴは不可欠。
門脇のイチオシ『クリスチアノ』 ＠代々木八幡
スタッフが盛り上げてくれるからラクだし、楽しい。
しかも料理は旨いしコスパも◎。
武内のイチオシ『アベス』 ＠恵比寿
スタッフと仲がいいから、本当に口説きたかったら店主によろしくとお願いできる（笑）。
あとは寿司屋も僕のなかではここぞという時に連れていくジャンルです。
戒のイチオシ『石の花』＠渋谷
特にどこと限定はしないけど、最終的に〈バー〉に行く。
たとえば『石の花』＠渋谷とか、駅から離れていて落ち着いているし、個室もある。
フルーツカクテルとかがあるのも選択肢のひとつ。
今回の男子会話コチラで！ スパイス＆ハーブ居酒屋 やるき
本誌カレー特集にも登場した、スパイス＆ハーブ料理満載の居酒屋。
焼き鳥、おでん、煮込みなどありとあらゆる居酒屋料理がスパイシーに仕上げられている、まさにスパイスマジックな店。
人気店ゆえ予約が望ましい。
［TEL］03-6304-8373
［営業時間］火～金11時半～14時半、月～金17時～23時、土16時～22時、祝17時～23時 ※ランチタイム有
［休日］日
［交通アクセス］地下鉄丸ノ内線新中野駅３番出口から徒歩５分
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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