※料理や使用食材は日ごと、時期ごとに多少の変動がありますのでご了承ください。
撮影/西﨑進也、貝塚 隆、石井明和 取材/岡本ジュン、池田一郎
旬(最寄駅:六本木駅)
全国60種類の純米酒飲み放題を牡蠣でいくか和牛で攻めるか!?
「日本酒フリーフロー」、こちらの飲み放題の名前だが、2ヶ月単位で入れ替えるというリストを見れば、北海道から沖縄まで、全60種類の日本酒が揃う。日本酒はモダンとクラシック、ライトからフルボディと縦軸・横軸で6タイプに分類されているので、好みをいろいろ試しやすい。
一緒に楽しみたいおすすめはまず牡蠣。毎日日替わりで提供されるプリプリの生から焼き、蒸し、フライ……まで。黒毛和牛A5ランク黒華牛を使った“和牛もの”も◎。肉の甘みとやわらかな食感、とろける脂が旨い! それが軍艦ではウニやイクラとコラボしてるわけで、贅沢な飲み放題やなあ。
・日本酒フリーフロー 2700円
飲み放題は100分。ビールやハイボールなどもOKだ。
・本日の牡蠣(唐桑、厚岸、仙鳳趾) 2808円(日替わり)
牡蠣はいずれも大ぶりで旨みあふれる。
・黒毛和牛のカルパッチョ生雲丹とこだわりの卵で 1944円
和牛の赤身に生ウニとこれまた濃い卵のコラボもたまらない
にほんしゅ ほたる(最寄駅:神田駅)
自家製どぶろくと銘酒の飲み放題!
「にほんしゅ ほたる」では全国の銘酒が常時50種ほど、さらに店内にある2つのタンクでつくる自家製どぶろくも味わえる、都内唯一の“日本酒ブルワリーパブ”だ。このどぶろく、山田錦を50%の精米歩合で仕込み、さらにもろみをミキサーにかけているので実になめらか、かつフレッシュな酸味と発泡が心地いい。
そのどぶろくも飲める飲み放題(2時間1500円10種~)と中身もボリュームも実にお得、同店の人気メニュー7品が揃う「おすすめコース」(3000円)を合わせるのがおすすめ。コース中、イカメンチと吟醸粕を使ったハムカツは必食の旨さ。お好きな日本酒を選んで、ぜひお試しを。
おすすめコース 3000円より(写真は2人前)
煎り酒をドレッシングに使った和菜のサラダ。大吟醸粕の風味がじわっとにじむハムカツなど酒に合う
蕎麦と酒 いなたや パレスビル店(最寄駅:大手町駅)
鳥取の老舗酒蔵の地酒を山陰の味と一緒に飲み比べ!
鳥取県米子市の蔵元『稲田本店』が手がける蕎麦と酒の店。首都圏ではレアな存在ながら江戸時代から続く老舗酒蔵だ。酒蔵経営ならではの楽しみは、やはり豊富に揃った同じ銘柄のラインナップ。それを飲み比べできることだ。手始めに純米酒、吟醸酒、それぞれの飲み比べセットを試すことをおすすめする。大山の湧水を使い、食中酒として仕込まれた「稲田姫」の爽やかな飲み口がいい。
合わせたいのは島根名物の割子そば。鮮烈な風味が酒と合う。店長の父上が漁師ということもあり、直送の新鮮魚介も自慢。板わかめやあごの焼きなど山陰の珍味も合わないわけがないのだ。
海老天 割子 1500円
鳥取の酒に島根名物の割子そば。相性抜群!
獺祭Bar 23(最寄駅:京橋駅)
人気の獺祭を飲み比べ!絶好コンディションで細やかな磨きの違いまで味わいたい
すべてが純米大吟醸。二割三分という精米歩合から、華やかな香りと濃密な含み香、爽やかなあと口を生んで、世界にも評価される「獺祭」。入手困難なものも多い、そのラインナップが揃う直営店に併設したバーだ。ポイントはコンディションのよさ。繊細な味わいなればこそ、提供温度も最適な状態で出されたときにその違いがよくわかる。三種や五種のお試しで磨きによる違いも実感しながら味わうのが楽しい。
料理は料亭『青柳』の小山裕久氏がプロデュースする『婆娑羅』からのもので、軽いおつまみから和牛まで、獺祭のきれいな酒質と見事にリンク。少し贅沢な時間を過ごしたい。
・ムール貝の獺祭蒸し 1200円(手前)
身のしまったモン・サン・ミッシェルのムール貝。
・オッターフェスト 900円(奥)
オッターフェストはここだけで飲める人気のスパークリングだ
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