レストラン 香味屋(洋食/入谷)|1925年創業!台東区にある地元で愛され続ける老舗洋食レストラン☆

大正14年(1925)創業。代々続くメニューがずらりと並ぶなかでも、このグラタンはいたってシンプル。

画像ギャラリー

レストラン 香味屋(最寄駅:入谷駅)

創業から一世紀 変わらぬ味を後世へ

しかし、上品で繊細な味わいと共に、じんわりと広がる深い旨みには思わず唸ってしまう。一度にベシャメルソースを大量に作るため、エビをたっぷり使うことが旨さの秘訣だ。さらに、エビは完成間近に入れることで、プリプリの食感が残り、仕上げの段階で加えられるエダムチーズが絶妙なコクを生み出す。手間のかかる一つひとつの作業や手順に意味があり、そのすべてが調和したバランスは圧巻だ。フレンチでもない、イタリアンでもない、日本人と共に歩んできた洋食の真骨頂がここにある。

海老のマカロニグラタン

2000円

さらしで濾した滑らかなベシャメルソースの中でマカロニの歯ざわりを感じる。ほどよい硬さもちょうどいい。コクを深めるため、チーズの下には溶かしバターも

オニオングラタンスープ

1350円

一日かけて弱火で炒めた玉ネギと、牛すじや鶏ガラなどを6~7時間煮込んだコンソメスープを合わせている

海の幸のクレープ巻きのクリームグラタン

3200円

伊勢エビのソースで絡めた魚介をクレープで包んで焼き上げた。クリーミーで濃厚

お店からの一言

料理長 小田倉光夫さん

「先代の教えを守り、妥協せず丁寧に作っています」

レストラン 香味屋の店舗情報

[住所]東京都台東区根岸3-18-18 [TEL]03-3873-2116 [営業時間]11時半~22時(20時半LO)※ランチタイム有 [休日]水(祝の場合は前後どちらか休) [席]カウンターなし、全80席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし [交通アクセス]地下鉄日比谷線入谷駅三ノ輪4番出口から徒歩3分

電話番号 03-3873-2116

撮影/貝塚 隆 取材/井島加恵

2019年3月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

店内は旅列車そのもの!東京駅ナカ『STATION RESTAURANT THE CENTRAL』で味わえるハヤシライスは食堂車伝統の味 

100年以上前創業の「一杯飲み屋」が洋食屋へモデルチェンジした『ぱいち』!! 和風鉄鍋入り「ビーフシチュー」はめちゃめちゃご飯が進む

70年以上継ぎ足し続けたデミグラスで作る『グリルエフ』の絶品「ビーフシチュー」!! お腹も大満足のハヤシライスも超人気

熱々の鉄板で供される「デミグラスハンバーグ」を求めてコの字カウンターはいつも一杯!! 昭和38年の創業時から大人気の『れすとらん はと屋』

おすすめ記事

東京駅のこだわりオムライス店『ビストロ CLEANTE TOKYO』 名物「オムライス」はラインナップ豊富でファミリーにもおすすめ

【難読漢字】食べ物クイズ 骨まで黒い!?

タコスの名店の系列店が東京駅ナカに!『北出TACOS グランスタ東京店』の絶品タコスは必食

「そろそろ電気自動車は買い時か?」補助金が「50万円」以上出たとしても「決断」が難しいワケとは!?

2024年5月6日~5月12日の運勢は?【タナミユキの文豪占い】

「ダラダラできること」は贅沢だ!ティモンディ前田裕太が“充実した”時間を過ごすために大切にしていること

最新刊

「おとなの週末」2024年5月号は4月15日発売!大特集は「銀座のハナレ」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…