吉祥寺食パトロール

吉祥寺VS三鷹! ハムエッグ対決の件/おっさん女子の吉祥寺パトロール(162)

ランチや定食をやっている店に入ると、唐揚げ定食をデフォルトで頼んでしまう脂っぽいおっさん女子です。だが、もし店のメニューにあったら唐揚げにも目もくれず頼んでしまうのが、実はハムエッグ定食。 なぜか定食屋さんで食べるハムエッグにはテンションが爆上りなのである(苦笑)。

画像ギャラリー

吉祥寺VS三鷹! ハムエッグ対決の件

ランチや定食をやっている店に入ると、唐揚げ定食をデフォルトで頼んでしまう脂っぽいおっさん女子です。
だがしかし。
もしも店のメニューにあったら唐揚げにも目もくれず頼んでしまうのが、実はハムエッグ定食。
自分で作って食べるハムエッグは超しょぼく、さらにやるせない雰囲気になるのだが、なぜか定食屋さんで食べるハムエッグにはテンションが爆上りなのである(苦笑)。
なんだろう? と自問自答したが、やっと会えたね的な感じなのかもしれない……(謎)。

イラスト/小豆だるま

吉祥寺を代表する(?)ハムエッグといえば……

吉祥寺でハムエッグ定食があるのは、私が確認しただけで3軒。
そのうちの1軒は、17回で紹介したプチロードの『K』。
おかあさんたちがやっている、スナックを居抜きにしたあそこですよ。
『K』のハムエッグは、キャベツを敷いた上にハム&たまご2個+マヨネーズというスタンダード仕様。
黄身がトロトロで大満足です。
私は定食にしちゃうけど、ハムエッグの単品を定食にプラスしている人も多いんだよね。
もう1軒は、500円でおなか一杯になる吉祥寺の有名定食屋『M食堂』。
有名すぎて、この連載では取りあげてないけど、ここのハムエッグは、日替わりで出てきた時が最高なんだよね。
メインのおかず+たまご1個のハムエッグなんですよ。
黄身もいい感じの半熟具合。ちなみにハムエッグの単品もあるよ。
あとメニューが多すぎの末広通りの蕎麦屋『Sや』(81回)にもありますが、私がハムエッグまで到達せず未確認です。
現状、カツ丼に夢中で蕎麦すら食べてないんだけど……(苦笑)。
これが、吉祥寺のハムエッグ定食のすべてなんですが……。

対する、三鷹のハムエッグは……?

はい、いきなり三鷹に行きますよ!
この話の本題は、三鷹の『I食堂』です。
ここは朝5時~20時までやっている有名定食屋。
めっちゃ安いよ。
500円超えるのが難しいよ、はっきり言って。
ここは好きなおかずを組み合わせて定食にするのがおすすめですが、私はハムエッグを軸にポテトサラダをプラスして、ごはん&味噌汁がデフォルト、が好きなんですよ。
このハムエッグは、ここのおばあちゃんが作ってくれるのですが、けっこうムラがあります(笑)。
でもこのムラがいい。ある日のハムエッグは目玉焼きの上にハムが豪快に乗っていた。
あー、黄身が見えない!
しかしたぶん、正しい位置は黄身の横にハムを2枚乗せる、だと思う。
ハムを下に敷かないタイプなんだよね。
目玉焼きのこんな感じも含めて、この『I食堂』が大好きなんですよ、私は!
わりと黄身が固めかな。
あと白身の焦げ具合がいい!
それに大きな特徴はハムが四角い!!
なんか昭和なんだよ!
この店は、朝8時台と昼11~13時は基本混んでいる。
私は夕方16時くらいの中途半端な時間にお店の空間独り占め! という感じでハムエッグを食べるスタイルが気に入っています。
当然ですが、ハムエッグは白飯に合わせます。
どこまで行っても白飯至上主義だよ。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

HD-2D版『ドラクエIII』発売記念! 『ローソンストア 100』とコラボ商品「スライムむしパン」や「勇者のおにぎり」が登場、レジからはレベルアップ音が流れる盛り上がりっぷり

カルフォルニア発のライフスタイルブランド「カバリーニ」社のウォールカレンダー「バードウォッチ」プレゼント!! 美麗なイラストに癒される逸品

大注目の映画『対外秘』のグッズを3名様にプレゼント!! 国会議員選挙に立候補し 国と国民に尽くそうとした男の復讐劇が見逃せない

【タイパ抜群】すぐにおいしい鍋が食べられるヤマキ『楽チン鍋』2種類を5名様に“プレゼント” 寒い季節にピッタリの逸品

おすすめ記事

名古屋のコーヒーは量が多い!?コーヒー好き女優・美山加恋がモーニングでその真相を知る

肉厚!もつ煮込みがうまい 創業70年の老舗『富久晴』はスープも主役「ぜひ飲み干して」

東京、高田馬場でみつけた「究極のラーメン」ベスト3店…鶏油、スープ濃厚の「絶品の一杯」を覆面調査

禁断の2尾重ね!「うな重マウンテン」 武蔵小山『うなぎ亭 智』は 身がパリッと中はふっくら関西風

この食材の名前は? やせた土地でも育ちます

満腹でも気分は軽やか!東京産食材にこだわったヘルシービュッフェ を提供 八重洲『ホテル龍名館東京 花ごよみ東京』

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…