大きなコの字カウンターがある店内は、蕎麦屋というより酒場の趣。まずは蕎麦店と和食店での経験を持つ店主による、繊細な味わいのつまみをいただきたい。
画像ギャラリー酒呑蕎食〆 TAGURU(最寄駅:蒲田駅)
和食と蕎麦の経験が光る気鋭の蕎麦酒場
水を一切使わず赤味噌と酒で煮込む鴨の「煮込み」や、季節野菜の小鉢などを日本酒と合わせれば、まさに至福。〆はもちろん蕎麦。毎朝店内の石臼でじっくりと挽いた香りが抜群の十割だ。細くてしなやかながら食感はもっちり。ここで店先の貼り紙を思い出す。「酒を呑み〆に蕎麦を食べる酒場です」。その言葉に偽りはない。
季節の野菜3種盛り(さつま芋の甘露煮、柿と春菊白和え、味噌きのこ)、鴨つくね焼き、煮込み、利き酒3種
825円、715円、605円、1320円
野菜の天ぷら3種(さつま芋、れんこん、なす)、えびのかき揚げ
825円、550円
もりそば
880円
お店からの一言
「神奈川の13蔵の日本酒を直送。6蔵は必ず置いています」
酒呑蕎食〆 TAGURUの店舗情報
[住所]東京都大田区蒲田5-3-7 司ビル1B [TEL]070-4002-0713 [営業時間]18時~24時(入店は23時まで) [休日]月、火不定休 [席]カウンターあり、全14席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]JR京浜東北線蒲田駅東口から徒歩3分
撮影/小島 昇 取材/市村幸妙
2019年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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