大阪ローカル 穴場メシ

大阪穴場グルメ_深江橋にある麺匠「輪」。鶏白湯ラーメンだけでなく、能登産の日本酒や魚介類などの食事も可能/大阪ローカル穴場メシ情報[96]

屋号の「輪」は、縁という意味だけでなく、能登の輪島市からの由来もある。 実はこの店、石川県の能登にルーツを持つ調味料や食材を多数取りそろえ、一品料理を食せるお店にするという。 ラーメン店なのに、能登輪島の純米酒「おれの酒」(650円)まである。こだわりの強さがここからも感じられるはずだ。

画像ギャラリー

人との繋がりから生まれた深江橋にある麺匠「輪」。鶏白湯ラーメンだけでなく、能登産の日本酒や魚介類などの食事も可能

「天六で2年お店をしてて、今のお店に移転したのが7月26日。移って今で約3ヵ月です。こちらに移ったのも人の繋がりのご縁から。人の縁が輪となって今があると思ったので輪という屋号にしたんです」
こう教えてくれたのは、麺匠「輪」の店主の中野茂美さん。
屋号の「輪」は、縁という意味だけでなく、能登の輪島市からの由来もある。
実はこの店、石川県の能登にルーツを持つ調味料や食材を多数取りそろえ、今後はラーメンだけにこだわらず、一品料理を食せるお店にするという。
ラーメン店なのに、能登輪島の純米酒「おれの酒」(650円)まである。
こだわりの強さがここからも感じられるはずだ。

今回は、ラーメンを食す前に輪島の朝市直送の「いかの丸干」(キモ入り・300円)や「ふぐの卵巣麹漬け」(450円)、「あかにし貝燻製」(350円)、「ワカメ」(150円)をアテに日本酒で乾杯。

写真は3人前

これが旨いなんてもんじゃない。
どれも風味があって、塩分高め。
酒好きの肴には絶好のヤツ!
しかも、追加で「いかの塩辛麹漬け」(350円)も……。

噂で聞いていた通り、ラーメン屋で枠に収まらないお店で、特に能登愛がスゴイ!
「こんな調味料も置いてます」と出されたのがこちら。

金箔入りの七味と一味なんて贅沢にもほどがあるで~!
こうなると店主のこだわりは収まらない。
奥能登の塩サイダーを用いた「塩サイダー割りハイボール」(400円)を持ってきた。

しおサイダーはまあまあな値段のする飲料水。
これをこの値段で出すなんて少々やりすぎ。
やはり、愛に溢れているのだ。
こうして能登の一品モノを食して、箸休め……とはならん!
ラーメン屋らしい一品料理もある。
ハイボールにはピッタリの「豚バラチャーシュー厚切りステーキ」(350円)がソレだ。

この厚みよ!
本来ならラーメンに添えるチャーシューを鉄板でじゅうじゅう焼いて香ばしさをプラス。
ええ感じやないの。次から次へと胃袋に。
そしてお待ちかね!
〆のラーメンだ。
白湯が有名だが、この日はもう一つの清湯を注文。
味付けは塩と醤油があって、今回は塩に。

満腹だったので小さいサイズで注文。
具沢山すぎて麺が隠れてしまっている。
それほど豪華な仕上がりだ。
特筆すべきは濁りのない透明なスープ。
上品、かつ円やか。
あっさり塩味で玉ねぎと三つ葉がアクセントとなる。
見てわかるように、レアチャーシューの火通しが絶妙で柔らか。
何枚でも食せる旨さだった。
オープンしたばかりなのに客入りは上々。
本格的に一品料理を始めたら、今以上に混雑するのでは……?
深江橋に足を伸ばした際は、ぜひ寄りたいお店だ。

麺匠 輪
[住所]大阪市東成区深江北1-1-24
[TEL]080-2545-3801
[営業時間]11:00~14:30
      17:30~22:00
[定休日]不定

加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

俺たちの『かつや』4日間限定で激熱《649円感謝祭》を開催…定番のカツ丼とカツカレーも対象

はま寿司、なんと「ふぐ4枚」で2貫150円 売り切れ御免の「ふぐと厳選旨ねた祭り」が劇的すぎる

進化した健康サポート機能と急速充電に対応した「OPPO Band 2(オッポ バンド ツー)」を「2名様」にプレゼント!! わずか60分の充電で最長14日間安心駆動が便利すぎる

並でも500g!なのに…プラス200円で1Kg!元・蕎麦コンサルが打つ品川の大盛ハイコスパ蕎麦!濃厚コクうまのつゆはリピート必至【PR】

おすすめ記事

「2024年お歳暮・冬ギフト」ランキング発表!フード部門ベスト7&スイーツ部門ベスト3

“バーキン”限定メニュー「ワイルドBBQバーガー」絶対うまいやん!! 「サクサクチキン」と「オニオンリング」にメロメロ!! 秘伝のダブルソースの新バーガーが超絶うまそう

日本の本当うまいラーメン「究極の一杯」女性が《すべて国産》でつくる、駅から徒歩20分の行列店を大調査

遠方のファンも訪れるうなぎの名店!天然ものと養殖を食べ比べる贅沢 横浜『うなぎ料理 しま村 高田本店』は卸問屋直営の質の良さと職人技で人気

【難読漢字】駅名当て 駅舎のモチーフはSLです

“茶リスタ”が繰り出す驚きのドリンク! 西荻窪『Saten Japanese tea』は独特の一杯が楽しめる日本茶専門店

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…