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代表兼ソムリエの岡田壮右さんは、オーストリアのワイン大使の肩書を持つスペシャリスト。その実力は、ワインと鮨の著書も手掛けるほど。

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※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。

銀座 壮石 新(最寄駅:新富町駅)

老舗江戸前寿司の現代版は、ワインと伝統のマリアージュ

などと聞くと、お洒落グルマン御用達店かと思いきや、こちらは大正から続く築地の老舗「寿司岩」の創業一家が始めた店。夜のコースも5000円が主体のカジュアル設定だ。四季折々の素材を盛り込んだ一の膳、二の膳は、「これぞニッポン」の喜びを満喫できる。握りもまた、伝統を重んじた超正統派。穴子や煮アサリ、昆布〆甘エビといった江戸前鮨に、「さ、これをどうぞ」と注がれたワインをクーッ……ああ。『壮石 新』は銀座店に続く2店舗目。内装はモダンだが、仲良し家族経営ゆえ、妙にくつろげ~るイイ雰囲気です。

入船コース

5000円

鮨も8貫付くボリューム。サヨリと甘エビは昆布〆に。品の良い甘みが引き出され、昆布の香りが甘く立つ。店長の小熊さんは、「寿司岩」時代から岡田さん一家とは20年の間柄。確かな技術で老舗の味を伝承する

一の膳、二の膳、お刺身・肴

この日の一の膳はホタルイカ、よもぎ麩の田楽など3品。二の膳は焼きハマグリ、竹の子と鯛の唐揚げなど3品。目も舌も春爛漫になる内容

穴子

500円

“煮る”を代表する穴子。『寿司岩』時代からの技法を守り、シュっと細く握ったシャリに、ぴたりと纏わせるように握る。この日は希少な富津産の江戸前穴子が入荷。継ぎ足しの煮汁が中までしみて、キリっとした濃さの塩梅も絶妙だ


「オーストリアワインの魅力は和食との相性。繊細な味に寄り添ってくれる」と岡田さん。赤・白15種を厳選

お店からの一言

代表 岡田壮右さん(右)、店長 小熊翔太さん

「三代続く伝統の江戸前寿司&会席。気負わず、気軽にご賞味ください」

銀座 壮石 新の店舗情報

[住所]東京都中央区入船3-3-12 [TEL]03-6280-3022 [営業時間]11時半~売り切れ次第終了、17時半~22時LO(土・日は17時~21時半LO)、祝17時~21時半LO ※ランチタイム有 [休日]月(祝の場合は翌火)・第3日 [席]カウンターあり、全20席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄有楽町線新富町駅7番出口から徒歩1分

電話番号 03-6280-3022

撮影/瀧澤晃一 取材/林 匠子

2020年5月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

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おとなの週末Web編集部
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