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太巻き、細巻き、軍艦。まさに寿司の名脇役といえる海苔だが、大森が“海苔養殖の発祥地”だったことは意外に知られていない。

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※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。

鮨割烹 旬(最寄駅:大森駅)

“海苔発祥の地”大森で江戸前のルーツや美味しさを再発見!

「江戸時代、大森の漁師が弁当にして食べていたとされる海苔巻き。そのルーツをたどって考案したのが、うちの“大森巻き”です」と店長の輪島さん。具におかかを入れた「大森巻き」の飽きない美味しさ……当時の漁師さんがよく食べていた理由、分かるわぁ。 握りもネタよし仕事よし、さすが職人歴40年。そしてひと品なら「元祖ねぎま」をおすすめしたい。焼鳥? いいえ、江戸時代の「ねぎま鍋」にならったマグロの串焼きで、これまた絶品でござる。

お任せにぎり九貫

2600円

本マグロの大トロ、中トロ、赤身、天然アイナメ、赤貝など贅沢ネタを厳選。この店は一品料理が豊富ゆえ、「寿司一人前が食べきれない」という方はシェアか、1貫ずつお好みで

元祖! ねぎま串焼き

600円

マグロは頭肉の部位を使う。赤身の力強さ、スジのとろける旨みがたまらない。希少部位のため、売り切れの日はご容赦を

旬特製 大森巻き

1000円

江戸時代に大森沿岸で始まった海苔養殖。当時の漁師たちが船上で食べていたのが、カツオ節に醤油をかけた具(おかか)を入れたおにぎりだったという。「大森巻き」はそれをアレンジ。かんぴょう、とびっこ、マグロのすき身など具を増やし、太巻きにして甦らせた

お店からの一言

店長 輪島和敏さん

「旬のつまみや限定の地酒も豊富にご用意しております」

鮨割烹 旬の店舗情報

[住所]東京都大田区大森北1-11-5 共和七番館ビル2階 [TEL]03-6459-6750 [営業時間]17時~翌2時(翌1時半LO) [休日]月 [席]カウンターあり、全16席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通し代300円別 [交通アクセス]JR京浜東北線大森駅東口から徒歩3分

電話番号 03-6459-6750

撮影/鵜澤昭彦 取材/林 匠子

2020年5月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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