SNSの隆盛も相まって、旬の果実をふんだんに使った”映える”フルーツスイーツの人気が加熱しています。今回は絶品のパフェやフルーツ大福をご紹介!
画像ギャラリー『ザ・東京フルーツパーラー』@自由が丘
全国各地の農家から届く、厳選果実で作るパフェに感動必至
こんなに美味しいパフェがあったのか!と、思わず目が丸くなる。
佐藤錦をのせた「さくらんぼパフェ」は爽やかで品があり、宮崎マンゴーをつかった「マンゴーパフェ」はねっとりとして絶品だ。
ゼリーなども抜かりなく、果実のプロが作る完璧なフルーツパフェだ。
[電話]03-6459-7011
[営業時間]11時~19時
[休日]火・水(祝日の場合は翌日休)
[交通]東急東横線ほか自由が丘駅正面口から徒歩6分
※果物の種類は時期ごとに変わります
『いちご大福専門店 あか』@学芸大学
上から順に、
・静岡県産 桃薫(500円)
・神奈川県産 嘉山苺(390円)
・香川県産 女峰(390円)
大福の素材はすべて国産。「桃薫」は桃やリンゴのような香り。「嘉山苺」は酸味がほぼなく甘さが際立つ。「女峰」はほどよい酸味で白餡によく合う
一日限定200個!食べるのが忍びない至極のいちご大福
店に入ると、いちご大福の美しさに一瞬で心奪われるはず。
店主が全国の農家から直接仕入れる旬のイチゴを柔らかな雪平生地と甘さ控えめの白餡で包んだ大福は、まるで宝石のよう。かじれば甘露の如き果汁がほとばしる。
ひと粒ごとに異なるイチゴの個性も楽しい。
[電話]03-5724-3182
[営業時間]11時~12時(予約受取のみ)12時~18時(売り切れ次第終了)
[休日]月(祝日の場合は翌日休)
[交通]東京東横線ほか学芸大学駅東口から徒歩11分
※イチゴの品種・ブランドは時季ごとに変わります
『果匠 正庵』@広尾
・あんず大福(216円)
杏の酸味が餡に移らぬよう、餅で杏を包んだ後に餡を包む二層構造のあんず大福。著名人の常連も多く、故・三國連太郎氏もこの大福を愛した
餡・餅・杏、完璧な調和で口でほどけるあんず大福に脱帽!
杏の蜜煮と粒餡を餅で包んだあんず大福は、前歯が餅に沈むと、ほぼ同時に杏と餡に到達する驚きの柔らかさ。
すべて異なる素材を同じ硬度に仕込む職人技の賜物なのだ。
杏の酸味と餡の甘み、餅の食感が一体となって口内で溶け、後には幸せだけが余韻として残る。
[電話]03-3411-1822
[営業時間]10時~19時(日・祝10時半~17時)※状況により時間変更あり
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか恵比寿駅東口から徒歩10分
話題のフルーツを求めて東京中を食べ歩いてみた!
清らかで純真、かつ良識的。良家のお嬢さんではなく、『ザ・東京フルーツパーラー』のパフェの話だ。見目麗しいのはもちろん、とにかく美味しいのだ。
カイ「色々回ったけど、別格!」
T「デパートのパフェも1300円とかするじゃない。この質と量でこの値段はお得だよ」
さて、最後はフルーツ大福だ。事前リサーチの結果、2軒に絞った。学芸大学『いちご大福専門店あか』と広尾『果匠 正庵』だ。
T「『あか』のイチゴ愛は半端じゃないね。品種ごとに全然別のフルーツみたいで驚きもある」
カイ「いま都内に増えてる某フルーツ大福専門店も『あか』と同じ白餡×求肥だけど、正直うーんって感じ。フルーツ包めばいいんだろ、的な投げやり感」
T「で、一個700円とかするしね。果実への愛がないのよ」
カイ「その点、『正庵』は本当にスゴい。あんず大福にしても、食べる人のことを本当に考え抜いて作ってるのが伝わるよ」
というわけで、我々のフルーツ行脚はこれにて終了。今後、さらに盛り上がりを見せるであろうフルーツ界隈から、しばらく目が離せそうにない。
※店のデータは、2021年7月号発売時点の情報です。
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