連日の猛暑ですが、バーベキュー(BBQ)に出かけたいテンションになっている人も多いのではないでしょうか。昨今は食材も道具も持たずに楽しめる“手ぶらでBBQ”がトレンドです。都会でも非日常を演出できる施設が多くありますが、7 月22 日には横浜赤レンガ倉庫前に屋外BBQ特設会場が初登場します。8月29日までの会期中、世界各国の名物料理から地元の新鮮な海産物まで、豪華な食材が豊富にラインナップ、旅行気分で堪能できます。
画像ギャラリー火おこし、片付けの心配もナシ 7月22日から開催の「RED BRICK PARK with BBQ Garden」
2021年に、創建110周年を迎えた横浜赤レンガ倉庫。横浜・みなとみらい地区に、ひときわ異彩を放つ重厚な歴史的建造物前に、初めてのBBQ会場「RED BRICK PARK with BBQ Garden」がお目見えしました。抜けるような青空と目の前に広がる海を前にした芝生には、白波が立つかのごとくパリ発のテントが立ち並び、開放感にあふれています。
食材や道具類は現地で調達、火おこしや片付けも必要ない気軽な“手ぶらでBBQ”を楽しめる施設は、都会でも多く見かけられるようになりましたが、こちらの会場では、ワンランク上をいく「世界のBBQ」をテーマに用意された、各国の豪華な食材が目をひきます。
常陸牛、ブラジルの「シュラスコ」やジャマイカの「ジャークチキン」……豪華食材がラインナップ
例えば、いつもとひと味違った、上質な食材を求める派には、「日本プラン」がおススメ。茨城県産のコシヒカリを使った焼きおにぎりは、お米のシンプルな美味しさが引き立つほか、きめ細かな肉質を誇るブランド黒毛和牛・常陸牛のとろけるようなうま味が味わえて、満足度高め。
一方、“BBQはやっぱり肉でしょ派”には「南米プラン」はいかが。塊肉を串焼で豪快に味わうブラジルの「シュラスコ」や、何種類ものスパイスに漬け込んだ鶏肉を炭火で焼き上げるジャマイカの名物料理「ジャークチキン」など、日ごろ味わう機会の少ないワイルドな肉料理の数々をジューシーに焼いて、思いっきりかぶりつけば、スパイシーさがお口いっぱいに広がって、猛暑も吹き飛ばしてくれそうです。
プロの目で選び抜かれた「水産仲卸目利きセット」
中でも、特に目をひくのが「水産仲卸目利きセット」。横浜市中央卸売市場の仲卸業者が、プロの目で選び抜いた水揚げされたばかりの地魚や貝類など豊富な海産物が、心ゆくまで堪能できます。何が入っているのか、当日のお楽しみとあって、ワクワクしっ放し。どうしても、肉や野菜に偏りがちなBBQですが、新鮮な海鮮食材がたっぷり用意されたこちらのセットは重宝すること間違いなし、です。
ほかにも、ボリューム満点でソースにまでこだわった「アメリカプラン」、イタリア産カマンベールチーズを使ったチーズフォンデュがオシャレな「ヨーロッパプラン」、若者や女性に根強い人気を誇る韓国グルメ「サムギョプサル」をBBQスタイルで提供する「アジアプラン」といった豊富なラインナップを用意しています。
バナナ型のキッチンカーも登場!
芝生のフリーエリアには、スイーツやドリンク、フードを販売する店舗も。フィッシュ&チップス(800円)、プレミアムバナナミルク(Mサイズ590円)、台湾マンゴーかき氷(900円)、ふわふわフルーツ氷(500円)などメニューは盛りだくさん。バナナ型のキッチンカーなどは、子供達が喜ぶこと間違いなし、です。
アメリカ発グリル「ウェーバー」のお試しにも
会場で使用されているアメリカ発のグリル「ウェーバー」も、見逃せません。アウトドア好きの間で人気の「ウェーバー」を購入前にお試しできる、またとない機会です。
「LINEやアプリも活用、感染防止対策は万全」
7月22日現在、横浜市は、新型コロナウイルスの蔓延防止等重点措置の対象地域となっているほか、県独自の緊急事態宣言が発令されています。宣言期間中は、こちらの会場でも、営業時間を時間短縮、酒類の提供を取りやめるなど、直前まで対応に追われました。イベントを主催する横浜赤レンガ倉庫広報事務局は、「基本的な感染防止策を徹底したうえで、LINEお知らせシステムや、アプリを活用して注意を促したりして、万全を期し、多くの方が安心して楽しめる取り組みに努めております」と、呼びかけています。
感染防止対策をしっかりとったうえで、家族や友人たちと、昼間は潮風に吹かれながら、芝生と海、夏空と一体となってリラックスし、夕刻からは、涼をとりながら、みなとみらいの夜景に酔いしれ、特別な夏の日を満喫してみてはいかかでしょう。
横浜赤レンガ倉庫
1859年、横浜港が開港。海外から運搬されてきた物資を一時保管する場所として、1911年、2号館、13年、1号館がそれぞれ竣工されました。倉庫は、レンガの間に、鉄材を埋め込んで耐震強度を高め、内部も、日本初の荷物用エレベーターやスプリンクラー、防火扉など当時、最新鋭の技術を搭載。関東大震災では、耐震構造のおかげで、2号館は大きな損壊を免れました。第二次世界大戦後は、アメリカ軍に接収されるなどしたのち、海上輸送のコンテナ化が進み、取り扱い荷物量は激減します。倉庫としての役割を終え、しばらく放置されていましたが、21世紀に入り、文化・商業施設として生まれ変わりました。貴重な歴史的建造物であるとともに、横浜を代表する観光スポットとして親しまれています。
「RED BRICK PARK with BBQ Garden」の情報
【期間】 7月22日(木・祝)~8月29日(日)雨天決行、荒天中止
【営業時間】 11時~20時(最終入場18時、19時30分LO)
1回120分制
1サイト8名まで、総席72席
【施設利用料】
大人(高校生以上)2,200円/小中学生1,650円/小学生未満無料
各プラン料金共通1人前3,300円/キッズプラン1人前1,600円
オプションプラン/スイカ割り1,100円/スイーツバイキング中学生以上990円、小学生490円
※小学生以上は、1名につき、必ず1プラン注文する
予約方法:BBQ利用のみ専用電話070-3082-9265(受付9時~21時)または専用WEBサイト。
※当日、空きがあれば予約がなくても利用可
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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