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吉祥寺でチョコレートを調達するなら『Patisserie A.K Labo』だ! の件

バレンタインデイ……。
若い娘さんだけでなく、なんとなく女子全体がザワザワする季節である。
今年のチョコレート調達は、2月10~12日の三連休がヤマだろう。
本命チョコ、義理チョコまでは理解可能だったが、女子同士でやり取りする友チョコまできたところで、なにかの陰謀を感じるおっさん女子であった。
吉祥寺はこの時期、特設チョコレート売り場があちこちにできて、若い娘さんがわんさか!
かなりのイモ洗い状態である。
実は、チョコレートが大好きな私。
自分用に銀座や新宿のデパートまで出張し、率先してイモを洗ってくる始末。
だって、この時期の東京って世界中のチョコレートが集まってるわよ!
とりあえず見ておかないと!
そして食べておかないと!
というおっさん女子でありながら、乙女マインド発動!
テンションMAXである。

イラスト/スタジヲワンツー

しかし吉祥寺に戻ると、一気に平常心だよ。
だって地元民だし……。
まあ、若い娘さんは、吉祥寺の中心部でイモを洗うのもいいだろう。
それはそれで否定しない(笑)。
でも、私が吉祥寺でバレンタインのチョコレートを買うなら、断然『Patisserie A.K Labo』である。

『Patisserie A.K Labo』はフランス菓子の店。吉祥寺土産にも使えるスイーツ満載なのである!

『Patisserie A.K Labo』は、フランス菓子の店である。
五日市街道を三鷹に向かって、ずんずん歩いて15分くらいかな。
駅から遠いけど、この遠さもなんだか奥ゆかしいわ、と地元民はこのお店に対してとってもポジティブです。
吉祥寺で15年目だと思うが、前の店舗も五日市街道沿いにあって、ちょっぴり三鷹サイドにスライド移転したけど、長~く地元民に愛されているお店なのである。
っていうか、愛されてないとやっていけないよ、吉祥寺では。
週末にお店に行くと、家族連れが子どもを先頭にしてウキウキと店に入ってくるし、そのいでたちは、ランニング中ですか?
というお姉さんがアキレス腱を伸ばしながらケーキをチェック。
その隣でおっさん女子が、鋭い目でおやつ候補を物色……(苦笑)。
この光景に地元感、相当にあふれています。

ケーキやタルトなどいろんな種類のフランス菓子が並んでいて、マドレーヌなどの焼き菓子やパンも販売。
ケーキ類は、キラキラ&ゴージャス!
食べるのがもったいない!
っていうよりは、自宅にあるお気に入りのお皿に乗せると、すごくいい感じ。
『Patisserie A.K Labo』のケーキはちょっと内気な女の子のようなステキな佇まいなんですよ。
なんだかポエム入っちゃったけど、すみません(苦笑)。

さらにMUSASHINO GEOという武蔵野市の名所をかたどったサブレのシリーズがあって、実は食べまくっているおっさん女子だ。
『はなこ像』とか『武蔵野市』とか、いろいろあるんだけど、このシリーズの『井の頭池』が気に入っていて、私の定番のおやつである(その時々で、店頭にあるもの・ないものがあります)。
素朴で美味しいサブレなのよ。
吉祥寺土産的に友達にあげたりするのもおすすめの、地理サブレなんだよ。
あと地元のイベント参加にも積極的なようで、近隣の他のお店とも仲良しさんみたい。
この連載第11回で紹介した『長男堂』さんとも親交があるようです。

私は、散歩途中におやつ用の焼き菓子を買うことが多いんだけど、もちろんバレンタインデイ前には店頭にショコラの数々も並ぶんですよ。
さりげなくて美味しいから、本命チョコ推奨です。
でも、友チョコでもOKよ。
女子は絶対に好きなはず。
地元民的感情として義理チョコにするのは避けてほしいけど~(苦笑)。
義理なんて無視して、自分で食べましょう!
そこでイモは洗うより食べたほうがいいよね(笑)っていう女子は。吉祥寺駅中心部から離脱して、『Patisserie A.K Labo』にGO! プレゼント用のラッピングもシンプルで可愛いです。
そしてバレンタインデイを過ぎると、ホワイトデイですね。
もちろん店頭には速やかにホワイトデイ用のラインナップのお菓子も並びます。
男子は、ぜひとも女子に3倍返ししてください!
あれ?
5倍返しだっけ?
とりあえず何倍返しでもいいから、男子はお返しは忘れるなよ!

Patisserie A.K Labo
東京都武蔵野市中町3-28-11
[営業時間]10:00~19:00
[定休日]水曜、第1・第3木曜日
*現在、カフェ営業はお休み中です。
最新情報はHPからSNS経由で確認をお願いします。
http://aklabo.com/

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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