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北海道の銘菓「白い恋人」などでおなじみの石屋製菓(本社・札幌市)は、ギフト向けスイーツブランドも展開しています。その「ISHIYA G(イシヤ・ジー)」(スタート当初は『ISHIYA GINZA』)が、2022年で5周年を迎えました。中でも人気商品が焼き菓子「サク ラング・ド・シャ」。昨年に続き夏季限定の「夕張メロン」が人気を集めています。

北海道外初の直営店としてスタートし、2021年9月に「ISHIYA G」のブランド名に

2017年に「銀座にいながらも北海道を感じられるお店」をコンセプトに、北海道外初の直営店として東京・銀座からスタートした同ブランド。2021年9月、新たに名付けられたブランド名「ISHIYA G」には、Gift(贈り物)、Grace(上品)、ブランド誕生の地であるGinza(銀座)など、様々な意味が込められています。当初は、道外の店舗のみでの取り扱いでしたが、21年10月からISHIYA 札幌大通本店での常設販売もスタートしました。

ISHIYA G GINZA SIX店

石屋製菓の広報担当者は ISHIYA G について「(百貨店内にある店舗では)女性が7割ほど、年齢層は40代の方が最も多いです。パッケージもデザイン性が高く、贈答用としてよくお使いいただいています。駅・空港などの店舗ではビジネスマンの利用が多く、出張時にお使いいただく他、帰省の手土産としてお使いいただくことが多いです」と話します。

前述の「サク ラング・ド・シャ」以外にも北海道産生乳から作られたチーズパウダーを隠し味に、バターとホワイトチョコレートを練り込んだ「フワリ ショコラブランシェ」や、「白い恋人」ベースのプレーンなラング・ド・シャと、北海道「十勝しんむら牧場ミルクジャム」がセットになった、自分で食べ方をアレンジできるスイーツ「ツクル ラング・ド・シャ」等も人気です。

上にのせたり、サンドしたり、自分で食べ方をアレンジできるスイーツ「ツクル ラング・ド・シャ」
キャンディーコーティングしたナッツの芳醇な香りと、しっとりとした食感が印象的な 「フワリ ショコラブランシェ」

白い恋人から生まれた「サク ラング・ド・シャ」

白い恋人から生まれた「サク」シリーズは現在、キャラメル、北海道チーズ、北海道ワイン、ジャンドゥーヤ、ミルク、抹茶ミルクの6種のフレーバーを展開。「サク」という名は、サクサクとした食感に由来します。

原料となる小麦粉や、砂糖の原料として使用しているてん菜は北海道産。道産素材を存分に活かし、スイーツを通じて北海道の魅力を伝えています。

ちなみにラングドシャはフランス語で「猫の舌」の意味。フランスで登場した当初の形が楕円形のように細長く、猫の舌のようだったことからその名がついたそうです。

6種のフレーバーの味わいが楽しいサク ラング・ド・シャ

「白い恋人」のおいしさを受け継いだサクは、軽くて口どけがよいサクサク食感のラング・ド・シャがポイントです。「6種のフレーバーそれぞれを最適な温度が異なるので、オーブンで焼き上げる際には注意深く管理しています」(広報担当者)

キャラメル…北海道産オホーツクの塩を利かせたオリジナルチョコレートにキャラメルをブレンド。やさしい甘みの中にキャラメルが繊細に香ります。

北海道チーズ…北海道十勝産のゴーダチーズに北海道産オホーツクの塩を利かせたチーズケーキ風味のチョコレートを、レモン風味のラング・ド・シャでサンドしました

北海道ワイン…北海道産ワインのチョコレートをぶどう風味のラング・ド・シャでサンド。ワインの風味豊かなお菓子です。

ジャンドゥーヤ…チョコレートとラング・ド・シャの両方にトルコ産ヘーゼルナッツを使用。口に入れた瞬間から食べ終わるまで、ジャンドゥーヤの芳醇で豊かな味わいが続きます。

ミルク…オリジナルブレンドのミルクチョコレートは北海道産ミルクたっぷりでコクのある味わい。シンプルなラング・ド・シャでサンドしました。

抹茶ミルク…ホワイトチョコレートに西尾の抹茶を加えたISHIYAならではの抹茶ミルク。やさしい甘味の中に抹茶が上品に香ります。

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夏季限定の夕張メロンフレーバー メロンの甘さと香りが印象的...
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おとなの週末Web編集部 山本
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