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鶯谷駅周辺には格安居酒屋目白押し!ふたり1万円ではしご酒した結果…

編集長思いの肥田木と武内が懐事情にやさし~い取材を決行。その名も鶯谷駅近で1万円(ふたり分)はしご酒の旅!ほれほれ、うれしいだろヒロシ(注:編集長)。条件は1軒で酒類各2杯、料理3品以上頼むこと。スタート~。

まずモツ焼の人気店『ささのや』へ。えっ、1串80円!タンやハツなど好きに頼んでサワーをグビリ。串は炭火で焼かれていて香ばしい~。

にしても物価上昇のご時世、80円で頑張る企業努力に表彰状を贈呈したい気分だわ。お替わり!

武「最初からエンジンフル回転にしないでくださいよお」ちっ。じゃあ次はガッツリお腹にたまるもんを食べ行くか。
武「愛を育む宿泊施設街で気になる中華を見つけたんです。カーツさんもおすすめですって」

ラブホ街とハッキリ言え、ハッキリ。でもカーツさん何でそんな店知ってんの?

それはそうと噂の『東瀛』は怪しい雰囲気プンプン。だが入ってみると至って健全。焼魚とかもあって値段は100円前後~と激安だ。

キクラゲ玉子炒めなんて家庭的な味で量もたっぷり。青汁ハイは焼酎も濃くて酔った~♪

武「僕は肥田木さんに酔った」
肥「キャッ、でしょでしょ」
武「吐きそう。明日二日酔い」
肥「えーかげんにせいっ」

寸劇もノッてきたところで『信濃路』へ。和食中心だが中華も洋食もあり、こっちも激安!机につっぷしてゲップ連発する隣席の泥酔おじさまには驚かないが、ちょっとした鍋サイズの肉豆腐のコスパには心底驚いた。

ここは呑んべえの楽園か(涙)。帰りは千鳥足でも転ばず迷わず駅まで1分、最強。

さーて合計は。しっかり食べて飲んで3軒で計6380円。安っ。ヒロシよ、見たか我々の仕事ぶりを。鶯谷サイコー! ※各店の営業時間は変更あり

『ささのや』 @根岸

もつ焼、串焼…各80円×6本 レモンサワー…350円×4杯 計1880円

『ささのや』 もつ焼、串焼…各80円×6本 レモンサワー…350円×4杯 計1880円

[住所]東京都台東区根岸1-3-20
[営業時間]15時〜22時
[休日]日・祝
[交通]JR山手線ほか鶯谷駅南口から徒歩1分

『東瀛(トウエイ)』 @根岸

キクラゲ玉子炒め…450円 焼売…350円など 青汁ハイ…300円×4杯 計2300円

『東瀛(トウエイ)』キクラゲ玉子炒め…450円 焼売…350円など 青汁ハイ…300円×4杯 計2300円

[住所]東京都台東区根岸1-6-12
[営業時間]8時〜24時
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか鶯谷駅北口から徒歩2分

『信濃路 鶯谷店』 @根岸

肉豆腐…400円 アジフライ…180円 マカロニサラダ…300円 緑茶ハイ…330円×4杯 計2200円

『信濃路 鶯谷店』肉豆腐…400円 アジフライ…180円 マカロニサラダ…300円 緑茶ハイ…330円×4杯 計2200円

[住所]東京都台東区根岸1-7-4
[営業時間]5時〜翌2時(日〜24時、月〜23時半、火8時〜)
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか鶯谷駅北口から徒歩1分

歩くほどに発見がある 人情あふれる下町の魅力

肥「鶯谷周辺って今までディープな街という印象が強かったんだよね。でも最近は古民家を改装したおしゃれな店も増えていて注目。歩いてみると新旧の店が適度に混在していて、人情にあふれてた。何でも受け入れる下町の懐の深さを感じたよ」

武「神社仏閣が点在しているのも魅力でした。京都を観光する際に自分の好きな神社を探しながら巡る〝歩き方〟が楽しいと聞いたことがあるんですが、このエリアも数はそれほどじゃないけど神社が多い。祀られている神様もさまざまなので、雰囲気やご利益をみながら好みを探すと楽しい。回った先々にお店が程ほどよくありますしね」

肥「路地で見つけたテイクアウトカフェ『チリパンチ』の雰囲気、良かったな。昔の酒屋さんを改装したんだって。チリビーンズ好きが高じて店を始めた店主がまた素敵で。豆の種類や牧草で育てた牛肉など、使う素材もこだわってる。手作りクッキーとコーヒーもあるから散歩途中にひと息もおすすめだね」

武「昼の店は和・洋・中とジャンルも幅広く揃っていて、歩きながら選ぶ楽しさがありました。夜は夜で鶯谷駅周辺には安い居酒屋がひしめいているので、コスパ良く酒を楽しめますよね」

肥「はしごもいいね。駅近店は終電間際まで飲めるし、何なら終電逃しても駅前にホテル街がある(笑)」
武「近くにTバックのガチャガチャもあったし(笑)。アナタには関係ない商品ですケド!」
肥「そ、頭から被るくらいしか使い道ない……て、違うわっ」
武「ま、それはさておき。夜にこだわりの味を楽しむなら?」

肥「駅から少し離れた店に行くのがベター。地元の人を中心とした常連さんが多く、店主も気さくに話しかけてくれるから楽しい時間が過ごせるよね」
武「昼間に街歩きした感想や好きな神社の話で盛り上がることもアリ。このエリアは散策した後に美味しい店で〆るというグルメ散歩にピッタリです!」

撮影/小島昇(天扶良 からくさ、レストランQ、菊姫&ナチュラルワイン 萬屋磯次郎、根岸 ビストロ)、大西尚明(山月 中国家庭料理、炭火焼きと純米酒 さとうともや、季節料理 さつき)、取材/肥田木奈々

※2022年7月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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