答えは…
「おしょろ」と読む地名です。
忍路は札幌に隣接する小樽市の西側に位置しており、中心部から車で約20分。日本海に面していて、近くの「蘭島海水浴場」は毎年夏になると多くの家族連れでにぎわいます。忍路はアイヌ語のウショロ (湾,入江の意) に由来する通り、少し入り組んだ地形になっていて漁港もあります。
小樽市は江戸時代後期に始まったニシン漁で栄えていきます。明治時代以降に港湾が整備され、北前船の寄港地として人の往来が増え発展しました。
新鮮な魚介を使った丼や寿司などのグルメのほか、「小樽運河」や「北一硝子(がらす)」「小樽オルゴール堂」など有名な観光スポットが多く、コロナ前までは特にインバウンドの皆さんで賑わっていました。最近、小樽運河を訪れたときには修学旅行生が多く、運河をバックに高校生たちは写真撮影にいそしんでいました。
市内を一望!天狗山展望台
小樽市内を一望できる場所はさまざまありますが、中でもおすすめしたいのは、標高532mの天狗山。ロープウェイや車(冬季期間は通行止め)で山頂まで行くことができ、展望台からは小樽市街地や小樽港、石狩湾を一望。テラスもあり、椅子に座ってのんびりと絶景を望むことができます。素敵な景色が気に入ったのか、保育園児の娘が、私がスマホを出すたびに「写真とって」とポーズを取り始めていました(笑)
鼻の先をなでると願い事が叶うという「鼻なで天狗さん」もいて、多くの人がご利益を求めてなでていました。そのほか、小樽の街を見下ろしながら空中滑走するジップラインやスライダー、熱気球などのアクティビティも多く、一日満喫できる場所です。