京都 京都ブラックラーメン『新福菜館 麻布十番店』 @麻布十番 地元出身の著名人も足繁く通う人気店 クドい人かと思ったら、意外とさっぱりした性格で好きになった経験ありません?それをギャップというならば、ご当地ラーメン界に…
画像ギャラリー全国各地で人気のご当地ラーメンが味わえるのも東京ならでは。ここでは、都内で食べられる中部~四国九州地方のラーメンを集めてみました!
【中部・近畿エリア】
京都からは都内でも人気の2店舗を。愛知県からは、近年人気の名古屋発の台湾ラーメンをチョイスしました。奈良県の天理ラーメンは残念ながら都内に店舗なしみたいです。
京都 京都豚骨醤油ラーメン『本家 第一旭 神保町店』 @神保町
キリリとエッジの効いた醤油ダレと白濁するまで炊いた豚骨&豚肉ダシのまろやかさが見事に調和。中細のストレート麺との相性もよく、さらに京都ならではの清々しい九条ネギ、シャキシャキの緑豆モヤシ、薄めにスライスされたチャーシューも絶妙のアクセント。パンチがあるのに上品な一杯で、一旦すすり始めると夢中で食べ尽くしてしまう。
チャーシュー麺 1000円
[住所]東京都千代田区神田神保町2-48-2
[営業時間]11時〜22時半LO
[休日]年末年始
[交通]地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A5出口から徒歩4分
和歌山 和歌山ラーメン『まる岡』 @亀有
とろりと濃厚な豚骨ダシと香ばしく香る醤油ダレからなるスープにストレート麺という和歌山ラーメン。いわゆる家系よりもまろやかで、地元では老若男女に愛される味わいだ。同店はさらに、厳選して仕入れる朝採れの九条ネギをたっぷりとあしらう。清涼感が加わることでこっくりしつつも食べ飽きしないという、ベストな味わいを実現させた。
チャーシュー麺 1200円
[住所]東京都葛飾区亀有5-20-13
[営業時間]11時〜15時、17時〜20時 土・日・祝は11時〜20時
[休日]火(祝の場合は営業)、臨時休業あり
[交通]JR常磐線ほか亀有駅北口から徒歩3分
愛知 元祖台湾ラーメン『味仙』 @新橋
味噌といい、きしめんといい、名古屋は独特の発展をみせる。ラーメンも然り。この鶏ガラスープのラーメンに旨辛い台湾ミンチとニラを乗せ、さらに唐辛子を効かせた一杯も名古屋にある本店発だ。ニンニクの旨みが支える刺激的な味わいはクセになるおいしさ。また台湾料理の一品メニューも多く、夜は居酒屋として楽しめるのもうれしい。
台湾ラーメン(イタリアン) 900円
[住所]東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1階
[営業時間]11時〜15時、17時〜23時(土は11時〜22時、日・祝は11時〜21時)
[休日]無休(施設に準ずる)
[交通]JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩1分
京都 京都ブラックラーメン『新福菜館 麻布十番店』 @麻布十番
地元出身の著名人も足繁く通う人気店
クドい人かと思ったら、意外とさっぱりした性格で好きになった経験ありません?それをギャップというならば、ご当地ラーメン界にもあるんです。今や全国的にも有名な”京都ブラック”と呼ばれる漆黒スープのニクいヤツ。初めてなら驚くかもしれないが、食べるとマイルドな旨さで虜になる。
中華そば(並) 750円
秘密は濃口醤油を使った継ぎ足しのタレ。チャーシューの塊を漬け込んで仕込むことで醤油のカドが取れて丸みのある深い味になるんだそう。パツンと歯切れのいい麺と好相性だ。そして忘れちゃいけないのが九条ネギ。個性的なスープに独特の風味と甘みを与え、地元の味をバシッと完成させる。お腹に余裕があれば醤油ダレで味付けた黒い焼きめしもいっちゃって!
[住所]東京都港区麻布十番1-2-5 富山店舗1階
[電話]03-6441-3395
[営業時間]11時~21時(スープが無くなり次第終了)
[休日]月
[交通]地下鉄南北線ほか麻布十番駅5a出口から徒歩1分
【中・四国、九州エリア】
とんこつラーメンがあまりにも有名だが、長崎と言えばの一杯のほか、ほの甘さが魅力の鳥取、ビリリ痺れる広島、さらに濃厚な白濁スープの徳島とバリエ豊かな味わいをご紹介。
広島 汁なし担担麺『汁なし担担麺専門 キング軒』 @銀座
平打ち麺&背脂の浮かぶ醤油スープでお馴染みの尾道ラーメンに代わり、広島のご当地ラーメンとして人気を博しているのが、こちらの汁なし担担麺。ゆるやかな縮れ麺と熟成させた自家製ラー油使用のタレ、そして挽きたての花椒をよく混ぜ合わせれば……すするたび香辛料が豊かに香り、ピリリ痺れる担々麺の完成だ。汗の数だけ、旨さが倍増!
汁なし担担麺(+温泉玉子50円) 630円
[住所]東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディングTAU1階
[営業時間]11時〜15時
[休日]無休 ※施設に準ずる
[交通]地下鉄有楽町線銀座一丁目駅6番出口から徒歩1分
鳥取 牛骨ラーメン『香味徳 銀座店』 @銀座
牛骨で取るダシをベースにしたスープはコクと旨みにあふれ、香ばしくほの甘いのが特長。鳥取ではこの牛骨ラーメンが60年以上前から愛され、現在100を超える店が凌ぎを削っているそうだ。こちらは鳥取の老舗の東京店として開店以来、他にはない一杯として根強い人気を油誇る。ラー油やキムチでの味変や、ご飯にかけて雑炊風も美味なり!
香味徳(+味玉100円) 750円
[住所]東京都中央区銀座1-13-6 ヤマトビル1階
[営業時間]11時〜23時
[休日]無休
[交通]地下鉄有楽町線銀座一丁目駅10番出口から徒歩2分
徳島 徳島ラーメン『阿波徳島中華そば うだつ食堂』 @早稲田
白濁スープにほんのり甘い醤油味が特徴の徳島ラーメン。スープは豚骨の店もあれば、鶏ガラで取るところもあり、完成した色合いから白、茶、黄に分けられるのだとか。同店の一杯は黄にあたり、マイルドながらも濃厚な豚骨スープ&中細ストレート麺という一杯。そして、甘辛い豚バラ肉、生卵のトッピングはぜひ!旨み、まろやかさが倍増し、後を引く味わいに。
肉玉中華そば 1100円
[住所]東京都新宿区西早稲田1-11-1
[営業時間]11時〜翌3時、日・祝は〜22時 ※現在は22時まで
[休日]無休
[交通]地下鉄東西線早稲田駅3a出口から徒歩5分、都電荒川線早稲田駅から徒歩5分
長崎 ちゃんぽん『長崎』 @三軒茶屋
栄養満点のやさしい美味を体にチャージ
長崎は今日も雨……いや、ちゃんぽんだった。ふふ、取材が決まった日から冒頭文はコレと決めてたもんね。つまりこの店の定番はやっぱりちゃんぽんってこと。長崎出身の前田さんが作るそれは地元の”いつもの味”を再現したもので、調理の手際の良さを眺めるだけで目からバリ旨だ。
長崎ちゃんぽん 800円
具は豚肉、キャベツ、モヤシ、エビ、アサリにさつま揚げや蒲鉾などドサッ。豚骨、鶏ガラ、煮干しに昆布のダシを加えたスープの味がやさしくて、すさんだ心も癒される。
麺は麺で湧水を使う島原直送の太麺がつるん。箸が止まらん。で、なぜ東京で?の問いに「本当は遊びに来ただけなんだけど商売やろうと色気出しちゃって(笑)」。それから約50年。今や行列。『長崎』最高ばい!
[住所]東京都世田谷区三軒茶屋2-15-15
[電話]03-3422-4839
[営業時間]11時~19時半
[休日]火
[交通]東急田園都市線ほか三軒茶屋駅世田谷通り口から徒歩4分
撮影/大西尚明(新福菜館、キング軒、香味徳、うだつ食堂、長崎)、取材/肥田木奈々(新福菜館、長崎)、編集部(本家 第一旭、まる岡、味仙、キング軒、香味徳、うだつ食堂)
※2023年2月号発売時点の情報です。
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