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なぜ?カラフル消火栓誕生のきっかけ

カラフル消火栓誕生のきっかけは、昭和49年に発生した大火事だといいます。その際、出動した何台もの消防車が同じ配水系統の消火栓の水を使ったことで、配水管の中の水量が落ち、消火栓から水が出にくくなる経験をしたそうです。職員が消火栓の色分けを行ったことで、色の違う消火栓を使えば配水系統が違うため、水が出にくくなる心配がなくなりました。現在、市内には約1,500基が整備されています。

ちなみに、消火栓の横には長い棒が立てられている場合もあります。こでは、消火栓が雪に埋まってしまっても、どこにあるか見つけられるようにしているためだそうです。雪国ならではのアイデアですね。

小樽市を訪れた際には、カラフルな消火栓と坂の多い地形も感じてみてください。

消火栓と長い棒

参考:小樽市消防本部消防本部警防課HP

文・写真/森順子

森 順子

元テレビ北海道アナウンサー。現在は教育サービスの会社を運営しながら地理の楽しさを普及する活動も行っている。地理女net代表/札幌国際大学短期大学部講師/札幌観光大使

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おとなの週末Web編集部
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