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日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。

本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!

難易度:★★★☆☆

■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:カステラ

カステラが日本に伝来したのは室町時代の後期~安土桃山時代、ポルトガル人が長崎に持ち込んだのが最初といわれています。長崎カステラが有名なのはそのためです。

ただし、もともとはいまのカステラとはちょっと違ったものだったらしく、江戸時代頃に日本人好みにアレンジされて今のカステラが完成したとか。そのため、私たちがカステラとして食べているのは洋菓子ではなく和洋折衷のお菓子で、和菓子に分類されることが多いようです。

卵糖とはカステラの材料が卵と砂糖ということで卵糖という漢字が当てられたといわれています。

カステラの語源は、ポルトガル語「pao de Castelra(パオ・デ・カスティーリャ)」といわれています。言葉の意味は「カスティーリャのパン」で、カスティーリャをポルトガル語で発音するとカステラになります。ただし、ポルトガルにはカステラに似たお菓子は存在しないとか。そもそもカスティーリャとはスペインの中央あたりに位置する地域名なので、ポルトガルにはカステラのようなお菓子がないというのも納得ですね。

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おとなの週末Web編集部
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