石臼挽きの十割蕎麦が美味い!カウンターのみの蕎麦店、東京・沼袋『そば処 一鬼』

かけ 800円 湯気と共に力強いアゴダシの風味が立ち 上る

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・沼袋の蕎麦店『そば処 一鬼』です。 ※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介してい…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・沼袋の蕎麦店『そば処 一鬼』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

かけ汁はアゴダシの風味を立たせる

知らなければきっと通り過ぎてしまうに違いない、小さな間口の扉を開ければカウンターのみのこぢんまりとした店内。立ち食いの店かと思いきや、ふと奥を見れば立派な石臼が置かれていた。

「師匠の味に出合って蕎麦を一生の仕事にしようと決めました」と語るのが川村さん。その師匠というのが、西荻窪の名店「鞍馬」のご主人だ。蕎麦は味を受け継いで、石臼挽きの微粉で打ったしなやかな十割だ。

【温】かけ 800円

『そば処 一鬼』【温】かけ 800円 湯気と共に力強いアゴダシの風味が立ち上る

一方のツユは独自の個性を出している。下関出身という川村さんが慣れ親しんだ味をベースに、かけ汁はアゴダシの風味を立たせ、もり汁も醤油が勝ちすぎないあっさりとした味わいだ。

現在はオープンしたばかりのため、蕎麦もつまみも少数精鋭。これからの成長も楽しみに応援したくなる1軒だ。

【こだわりの蕎麦】
ブレンドはせず、その時々で仕入れる国産蕎麦粉を微粉に挽いて打ち上げた蕎麦はエッジが立ったシャープな見た目。コシはもっちりとして、するりとしたのど越しだ。

『そば処 一鬼』

[住所]東京都中野区沼袋3-5-2
[電話]050-1314-5514
[営業時間]11時半~16時半(16時LO)
[休日]木
[交通]西武新宿線沼袋駅南口から徒歩1分

撮影/貝塚隆、取材/菜々山いく子

※2022年12月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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