夢だとしても覚めないでほしい幸せすぎる時間! プレミアクラブラウンジは正午から「ティータイム」となる。お茶とスナックを楽しむ方もいらっしゃいますが、この時間も赤・白スパークリングの3種のワイン。そしてオリオンビールも飲み…
画像ギャラリー一度でもこのリゾートホテルを味わってしまったら最後、もう他のリゾートじゃ満足できない! そんなただただ圧巻のホテルがある。
施設。サービス。食。そしてそのホスピタリティ。ただただ心ときめく時間を過ごせる。それが沖縄県糸満市のビーチリゾートホテル『琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ』。
このホテル、実は沖縄本島の他のリゾートホテルとは立地からして一線を画す。沖縄のビーチリゾートエリアといえば、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう、恩納村・読谷村あたりがメジャー。多くのリゾートホテルが海岸沿いに建ち並ぶ。
しかし、これら沖縄本島北部のリゾートエリアは、那覇空港からはちょっと距離があり、車で1時間以上かかる。空港からホテルを巡回するリムジンバスもありますが、それだとさらに時間がかかる。
そこでレンタカーでホテルへアクセスする人も多い。よく沖縄のリゾートホテルへの個人ツアーには「レンタカー代込み」なんて表記を見るのは、そういう理由があるのだ。
ところが『琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ』(以下・琉球ホテル)は、那覇空港から車で約20分。ホテル専用のシャトルバスも空港~ホテル間で運航されているという、空港着いたら一刻も早くホテルに荷物置いてリラックスしたいツーリストにとって、こんなうれしいアクセスはない。
「そんなに那覇から近いんじゃ、沖縄らしいキレイなビーチとかないんじゃないの?」
そう危惧する人もいるでしょうが、そんな心配は一切なし! 琉球ホテルのある沖縄南部は、那覇から近いのに今まで大規模なリゾート開発が行われることのなかった手つかずの自然が残るエリア。
ホテル名にも入っている「名城ビーチ」は、もともとキレイな海を知り尽くした地元の人御用達の海水浴場で、その白い砂浜はなんと1.8キロの長さ。そこに2022年にオープンしたのが琉球ホテルなのだ。
どうしよう、気合入りすぎて立地だけでこんなに書いてしまった…。急いで施設の充実ぶりに続きますが、ビーチがきれいなだけでなく、プールエリアは沖縄最大級。
プールサイドには多くのカバナやガゼボも配置された広大なオーシャンプール、流れるプールにキッズプール、そしてウォータースライダー。ホテルのプールというよりも、もはやウォーターパークレベル。それがホテルゲストのみに解放されているという贅沢。
上のプールの写真をよく見ると、左下に水明の色が一段と濃い扇形のプールがある。このプールが、アウトドアのプールの営業期間(3月~10月)以外も利用できるオールシーズンプール。冬季は温水が満たされるのだ。
そして、そのオールシーズンプールは水路でホテル館内へと続き、そこにあるのが、南国ムードの屋外プールとは一転したシックなムードのインドアプール。
実はこの他にも、もうひとつプールがあるが、それはおいおい説明することになる……。
さ、続きましてホテルの本道ともいうべきゲストルームの情報!
エエエエェェェーッ! 朝からそれって夢ですよね
すでに載せた写真でお気づきかと思いますが、全443室はすべてバルコニー付きのオーシャンビュー。ビーチは西海岸なので、夕刻となれば必然的にサンセットビュー!
最もリーズナブルなツインルームでも、その広さは34平方メートル以上。そしてバルコニーは6平方メートル以上。
もちろんツインルームでも、極上の滞在ではありますが、このホテルには極上を超えた極上のゲストルームがある。今回はとにかくその話を書きたかった「プレミアクラブツイン」だ!
プレミアクラブツインは、“ホテル・イン・ホテル”とも呼ばれるアッパークラスのゲストルーム。この部屋とスイートルームの滞在者だけがアクセスできるエクスクルーシブな「プレミアクラブラウンジ」がある……なんてことはもうみなさん予測しているでしょうが、このラウンジがとことん素晴らしい。
今はどこのシティホテルもリゾートホテルも、このタイプの一部滞在者のみが利用できるクラブラウンジのサービスには力を入れていますが、正直、力の入り方が他のホテルを凌駕している。
プレミアクラブラウンジがオープンするのは朝8時。正午までは「ブレックファスト」の時間である。プレミアクラブラウンジにアクセスできる滞在者はここでの朝食を食べることができる。
その朝食については、ワタクシも身分不相応ながらプレミアクラブツインに宿泊させていただいたので、もう写真を中心に次々と説明させてください。
まずはビュッフェ台からコールドコーナーをご覧あれ。
特に目をみはるのはパン! 写真1枚じゃ内容まで伝わらないんで、下のと合わせて写真2枚載せます。
パンコーナーでリピーターからの一番人気は「プレミアムクリームパン」という比較的シンプルなパン。これはベーシックなポテンシャルがすごいってことなんだろうなァ。
で、朝は軽くしようと、ちょこっとプレートに盛ってみた。
目の前にこのプレートを置いただけでもう朝から特別な1日がはじまる予感。そしてひと口頬張った瞬間に「うわ、朝食は軽くしようと思っていたけど、こりゃとまらんぞ!」状態に陥り……。
2皿目に突入。好きな人もオッと思ったでしょう。カンノーロにカヌレといったイタリアとフランスを代表する伝統菓子も用意されているというスイーツまでに至る充実。さらにお酒好きの人みなさま、気付きましたか? 上写真右のフルートグラスに。フルートグラスということは……。
朝からスパークリングから赤ワイン、白ワインがフリーフロー。そしてオリオンビールもサーバーから自ら注ぎ放題!! ワタクシ、先程ホテルの部屋で目覚めたはずなんですが「もしやまだ夢の中?」とすら思う世界。
でもまだ朝ですからね。いくらフリーフローといっても、酔っぱらうワケにはいかないと、各種フルーツジュースもあるので、最初はスパークリングワインをオレンジジュースで割ったカクテル「ミモザ」を作って呑んで感動。
すると沖縄らしくマンゴージュースもある。それで割ったスパークリングワインは旨いに違いないと割ったら「うわ、もうたまらん」となり、グアバジュースもあるんで、モノは試しとこれでも割ってみたら……グアバの酸味がスパークリングワインのミネラル感と相まってこれが爆発的美味!
この時点でプレミアクラブラウンジを利用できる限り利用しつくそうと決めたのだった。
夢だとしても覚めないでほしい幸せすぎる時間!
プレミアクラブラウンジは正午から「ティータイム」となる。お茶とスナックを楽しむ方もいらっしゃいますが、この時間も赤・白スパークリングの3種のワイン。そしてオリオンビールも飲み放題。ああ好きな人にはもう天国。
そしてこのラウンジには、海を見渡すテラスもあるのだ。
ソファに腰をうずめて、海からそよぐ風を浴び、お茶を楽しんだり、アルコールをたしなんだり……特になにをするわけでもなく時間が流れるままに過ごす。
午後4時。プレミアクラブラウンジは「カクテルタイム」となる。この時間になるとバーカウンターにバーテンダーが登場! 本格的なカクテルを作っていただけるのだ。アルコールが苦手な人にはモクテルもある。
あ、おわかりだと思いますが、プレミアクラブラウンジにアクセスできるゲストは、すべて無料です。そんなカクテルをいくつか。
スパークリングワインを使ったカクテルも作ってもらえるので、思わず頼んでしまったスパークリングワインとジンをベースにしたカクテル「フレンチ75」。
カウンターに作っていただけるカクテルメニューもありますが、こういうワガママも聞いていただける。あ、さっき超絶美味と書いたグァバジュースとスパークリングワインのカクテルもそのメニューに載っていた。
なんだオレが初めて考えたんじゃなかったか、そりゃそうだよな~。それにしてもプロが作ったら、オレが作るより何倍おいしいか? つい頼み忘れたが、想像するだけで身悶えする!
そんな魅惑のカクテルタイムは午後7時に終了。午後9時までのスナックとソフトドリンクで過ごせる「イブニングタイム」をもってプレミアクラブラウンジの営業は終了となる。ただしビールは午後8時までいただけます。ちなみにワインは午後7時まで。
あ、ワインは朝8時から午後7時までの11時間、ビールに至っては12時間飲み放題なんですね……ってことに気付いた瞬間、本当にもう一度ホホをつねって夢ではないか確かめました。
そんな現世に現れた夢空間・プレミアムクラブラウンジをさらに超える夢の中の夢空間が、実は琉球ホテルにはある!
もっとすごい場所がこの琉球ホテルにはあるって話ですよ!
それがスイートルーム滞在者だけが基本的にアクセスできるVIPプールバー「Oasis」。
この専用プールを含むバーは、驚かないでください、営業時間の午前10時から22時まで延々と、各種スナックにバーテンダーが作るカクテル。そして8種のシャンパン(スバークリングワインじゃないですよ)がフリーフロー。
そして、VIPプールバー「Oasis」利用者専用のプールもあります。このプールが冒頭のプールエリアの説明で予告していた、もうひとつのプールなのだ! デッキチェアに寝転んでシャンパングラスを傾ける。こういう世界って、本当にあったんですね。
せっかくですのでVIPプールバー「Oasis」を利用できるスイートでも、もっともハイクラスなゲストルーム「プレジデンシャルスイート」の写真を1枚。
そういう世界か……と。思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、普通のゲストルームに宿泊しても、VIPプールバー「Oasis」を利用することができるんです。
その料金は宿泊代に追加すること、1泊1人様あたり1万5000円。利用の次第によっては、とてもお得かもしれない。だって、ねぇ。こんな贅沢な空間と時間ちょっとない、というかまずない。聞いたことない。
もちろん今回登場した料理やお酒は季節や旬でどんどん変化しているし、期間限定の品もあるので、みなさんが利用した時に同じ品がないことも当然あるでしょう。でもそれはブラッシュアップなので、その変化、逆にうれしいよなァ。
ま、とにかく圧巻である、琉球ホテル。
しかしそんな圧巻のオンパレードはまだ序の口だった。だってまだ客室とそれに付随する施設しか書いてない。レストランやバーなどの飲食施設については1行も触れてないことに気付いてましたか?
次回は『おとなの週末』読者がますますゾクゾクするに違いない『琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ』のレストラン&バーのさらなる充実っぷりをタップリお伝えするということで、予告の写真を1枚どうぞ!
その答えは次回を待て!
■『琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ』
[住所]沖縄県糸満市名城963
[電話番号]098-997-5550(ホテル代表)、098-997-5111(宿泊予約 9時~18時)
[HP]https://ryukyuhotel.premierhotel-group.com
取材・撮影/カーツさとう
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