お中元などのギフトに最適!三越創業350周年大創業祭の限定商品を大公開

2023年、創業350周年を迎えた超老舗デパートの三越。4月1日から2024年3月31日までの1年間、 “伝統を超える革新性”をテーマに全国の三越各店と海外の一部店舗、三越伊勢丹オンラインストアで、350周年を記念したさまざまな催しが行われる。「三越のお中元 夏の贈り物2023」として、オンラインでは5月2日(火)10時から、日本橋三越本店では5月31日(水)、銀座三越では6月1日(木)から展開されるギフト部門についてご紹介します。

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オンラインでも購入可 三越の350周年ギフトで特別なお中元を

お中元やお歳暮などをはじめとしたギフトを選ぶために百貨店を使用する方も多いだろう。

2023年に創業350周年を迎えた三越では、「時代とともに、これからも」をキャッチフレーズとして今年ならではの特別感あふれるスペシャルなギフトを多数用意。

三越創業350周年記念ギフト

三越創業350周年ギフトのテーマは大きく3つある。

・笑顔とともに、次世代へ。楽しむ、味わう「みらいの和菓子」。
・歴史を紡ぐ技がある。名店の御馳走たち。
・三越とともに歩み続ける名品たち。

「三越のお中元 夏の贈り物2023」として、オンラインでは5月2日(火)10時から受付を開始日本橋三越本店では5月31日(水)、銀座三越は6月1日(木)からギフトセンターが設置される(会期・営業時間などは変更になる場合あり。詳しくは店舗のHPを要確認)。

もちろん周年記念以外の品物もこれまで通り充実しているが、ここでは三越創業350周年記念ギフトの注目商品について見ていこう。

自分の手を動かして和菓子に親しむ

「笑顔とともに、次世代へ。楽しむ、味わう『みらいの和菓子』。」と題して登場するのは、江戸時代、参勤交代の際に徳川将軍家へ献上されていたという説もある銘菓を今も受け継ぐ老舗和菓子舗

和菓子職人の技や素材へのこだわりといった文化を次世代にも伝え、かつ自分の手を使って楽しんでもらうことでそのバトンをつなげていきたいと企画された。

『風流堂』(島根県松江市)の銘菓「山川」は、松江藩7代藩主の松平不昧(ふまい)公が詠んだ歌に由来して名付けられたとされている。独自のしっとりとした食感と滋味ある甘みが特徴だ。

この「山川」をかまぼこ、ポン菓子はご飯、カステラの玉子焼き、お饅頭で作ったトマトなど、おかずに見立てた色とりどり12種類の和菓子を曲げわっぱに盛り付けていく「和菓子のおべんとう」(4320円)。これが『風流堂』の「みらいの和菓子」だ。

『風流堂』の「和菓子のおべんとう」(4320円)

1625年創業の『森八』(石川県金沢市)からは、「和菓子作り体験セット」(3240円~)が登場。職人気分で仕上げられる上生菓子だ。

能登の大納言小豆など選りすぐりの素材で作られた上菓子を思い思いに細工できるセットは、贈り物・ライオン・涼一味の3種類。思い思いに趣向を凝らせば、創造的な時間が過ごせそう。

『森八』の「和菓子作り体験セット」(3240円〜)

1778年創業の『越乃雪本舗大和屋』(新潟県長岡市)による「海の音」(4995円)は、海をイメージした和紙皿に貝殻や波を模した色とりどりの和三盆打ちや琥珀糖を並べ、自分らしい海の景色を作り上げられるセット。夏が待ち遠しくなる一品だ。

なお、6月16日(金)~7月31日(月)まで、この3種のお菓子を使った「わたしも和菓子職人! キャンペーン」を開催。思い思いにデコレーションした自慢の1作をハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、抽選で『風流堂』、『森八』、『越乃雪本舗大和屋』のお菓子をプレゼント。詳細は本記事の最後に載せているキャンペーンページをご覧いただきたい。

「わたしも和菓子職人! キャンペーン」

なお、『風流堂』と『越乃雪本舗大和屋』のお届けは6月20日(火)頃から7月31日(月)頃までを予定。申し込み期限は、『越乃雪本舗大和屋』が7月20日(木)、『風流堂』は7月25日(火)までとなっている。

伝統の技が詰まったこだわりの逸品

「歴史を紡ぐ技がある。名店の御馳走たち。」では、三越と共に歴史を刻んできた惣菜店3軒の職人技が光る品が並ぶ。

『白謙蒲鉾店』「笹かまぼこ 献夢(けんむ)」(12枚入り・5400円)は、世界の漁場から水揚げされた旬の魚を選りすぐり、魚の旨みや甘みといった素材のおいしさをギュッと詰め込んだ笹かまぼこ。

かまぼこ作りの肝となる練りの工程を上級職人が担当している。それもあってか、なめらかさと柔らかさと弾力の調和があまりにも素晴らしくて感動した。

やさしい塩加減で何個でも食べたくなる

『鈴波』「九重みりん粕使用 厚切り魚介みりん粕漬詰合せ」(5400円)は、熟練の職人が厳しい目利きで選び抜いた銀ダラ、サワラ、銀シャケを使用。丁寧に手切りで厚切りにし、こだわり九重みりん粕に漬け込み、芳醇な香りと抜群の脂ノリが楽しめる。

おかずにもおつまみにも最適な「九重みりん粕使用 厚切り魚介みりん粕漬詰合せ」

『日本料理なだ万』「3種の小丼セット」(5994円)は、館内のレストランとお弁当売り場でそれぞれ人気の食材を基にして、今回のために考案されたもの。メニューを詰め合わせ。丁寧に引いた特製ダシで炊き上げた「湯葉あんかけ丼」「牛肉香味焼き丼」「やわらか煮穴子丼」が2つずつ入っている。冷凍品なので、おいしさが長持ちなのもうれしい。

「3種の小丼セット」(5994円)は190余年の伝統をもつ料亭の味が手軽に楽しめる

いずれも職人の熟練した腕が素材の良さを引き出しており、食の豊かさを噛み締められる上質な品物が揃っている。

三越定番・人気のブランドとコラボした今回だけのスペシャルギフト

「三越とともに歩み続ける名品たち。」では、三越で百貨店初出店を果たしたゆかりの深いブランドが集結。

三越のシンボルであるライオン像をデザインした三越創業350周年記念缶で展開されるのは、三越への初出店が1969年の『赤坂柿山』、1972年の『ゴディバ』『ロイスダール』など。これらの名店による今回だけの限定ギフトだ。

『ゴディバ』の「ドーム バームクーヘン」(8個入り・4860円)は宮崎マンゴーとショコラの詰め合わせ

『ゴディバ』の「ドーム バームクーヘン」(8個入り・4860円)は宮崎マンゴーとショコラの詰め合わせ

『赤坂柿山』の「おかき詰合せ 夏」(36枚入り・3240円)は、醤油やゴマといった定番のほか、とうもろこしなど6種類のおかきが入る

『赤坂柿山』の「おかき詰合せ 夏」(36枚入り・3240円)

『ロイスダール』の「リーフパイセット」(24枚入り・3240円)は、看板商品の「アマンドリーフ」に加え、紅茶の香りが豊かな「ティーリーフ」が限定で登場。

『ロイスダール』の「リーフパイセット」(24枚入り・3240円)

まだまだある。フルーツのおいしさを凝縮させた28種のフルーツゼリーが入った『彩果の宝石』の「バラエティギフト」(28種計56個入り・3240円)にはライオン像をかたどったゼリーも入っている。

『彩果の宝石』の「バラエティギフト」(28種計56個入り・3240円)

ライオン像のプリントを施した『ダロワイヨ』の「マカロンラスク&ガトーアソート」(8種26個入り・3780円)もあって、目移り必至である。

『ダロワイヨ』の「マカロンラスク&ガトーアソート」(3780円)

『彩果の宝石』は5000セット、その他は3000セット限定となっているので、人気の商品は早めに売り切れてしまう可能性が高そうだ。

1994(平成6)年から三越に限定入荷しているのが、フランスで300年の歴史をもつ老舗メゾン『シャンピー』。創業350周年記念ボトルは「サントーバン プルミエクリュ2013」(750ml・1万1000円。限定300点)を特別に蔵出ししたもの。まろやかな余韻が楽しめる1本だ。

『シャンピー』の創業350周年記念ボトル

さらに注目は、創業350周年を記念して作られた贅沢な「ライオン最中 冷しだし茶漬け」(8個入り・5400円。限定4000点)。『四万十食品』のうなぎが入った「うなぎだし茶漬け」『信玄食品』のやわらかあわびとオリジナルの出汁を使った「あわびだし茶漬け」の各4食入りだ。

ライオン最中は『菓匠花見』、口溶けのよいきざみ海苔は『山本海苔店』、香ばしさがたまらないあられは『王様堂本店』、彩りのアクセントとなる花麩は『加賀麩 不室屋』の彩り麩を使用し、三越で人気の各店が集結している。

共創の時代にふさわしい名品となった「ライオン最中 冷しだし茶漬け」

日本のものづくりにこだわったテーブルウェアも必見!

ライオン像をモチーフにした、三越創業350周年記念の暮らしを彩るアイテムも3種類用意されている。

うるし塗装と天然木で作られた箸にライオン像を象った箸置きのセットは『兵左衛門』の「三越ライオン像 夫婦箸(箸置付)」(6600円)、伝統の技と現代的感性を併せ持つ『アリタポーセリンラボ』の「三越ライオン像 フリーカップセット」(5500円)は環境にも配慮した素材を使用。

今治のタオルメーカー『七福タオル』が丁寧に織り上げた「三越ライオン像 フェイスタオルセット」(3300円)も柔らかな風合いで使い心地が抜群によさそう。

どれもギフトで喜ばれること間違いなしの一品だ。

上質な暮らしを彩るアイテム

三越創業350周年企画の一環として店舗近隣の小学生たちと展開予定なのが、「みんなで作る華ひらく 共創包装紙 教育プログラム」。

身近な包装紙を通して、相手を慮る気持ちを「つつみ方」で表すといった日本独自の文化を知る機会としている。

講師にはグラフィックデザイナーの岡本 健さんを招き、「贈り物はなぜ包むのか」、「みんなの『包装紙』を作ろう」などの授業を行い、自然物の造形美をや「デザイン」のもつ力といったことも学ぶことができる。

包装紙の包み方にはさまざまな意味がある

子どもたちが作ったデザインは、実際に三越で使われている包装紙「華ひらく」と同じ紙とインクで印刷し、実店舗での使用も計画している。

このように温故知新と革新の精神で地元と密着しながら、過去と現在、未来を繋ぎ、歴史を紡いできた三越。

今後の展開もますます楽しみだが、今年はなんといっても350周年の創業祭を楽しみたい。

■三越350周年記念サイト
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/common/event_calendar/350th/350th_04.html

■わたしも和菓子職人! キャンペーン
https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f3/gift_350wagashi_sp.html

■三越のお中元 夏の贈り物2023
https://www.mitsukoshi.co.jp/chugen

取材・撮影/市村幸妙

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