新大久保ではしご酒4選 コリアンタウンの屋台街で絶品韓国グルメ

ディープだった街は今や女性が闊歩する東京の洒落ソウル! 明るい街になったよなァ〜新大久保!ニューカマーのコリアンタウンとして注目され始めた35年位前は、ディープ感満載で、ドキドキしつつプルコギ喰ったもん。それが今や都内屈…

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新大久保で韓国グルメといえば、焼肉系に家庭料理に海鮮料理ときて、忘れちゃならないのが屋台料理!酒のツマミにもピッタリな料理を味わいつつ過ごす、真夏の一夜!

【18:00】『春川鶏カルビ』

キムチヤッコ。温奴に添えられたのは、ただのキムチではなく、キムチ多めのいわゆる豚キムチ!これは家でも真似したくなる。ゴチュギョーザの断面の緑色は大量に入った青唐辛子!清烈な辛さが、お酒をそそりにそそる!

キムチヤッコ 825円、おでん 550円(2本)

『春川鶏カルビ』(奥)キムチヤッコ 825円、(手前)おでん 550円(2本)
『春川鶏カルビ』

[住所]東京都新宿区大久保1-15-7 カーサ大久保1階
[営業時間]11時〜24時
[休日]無休

【19:30】『レトロポチャ』

韓国料理は知らない間に野菜食べてる

屋台料理というよりは、海鮮料理でしたね、『つぶ貝和え』。まぁ〜とにかく量が多くて、男3人でも、ひと皿食べるとかなりの満足度。ヤカンのマッコリ(1320円)が、この料理だけで何杯、胃の中に消えていったことか…

つぶ貝和え 1320円

『レトロポチャ』つぶ貝和え 1320円
『レトロポチャ』

[住所]東京都新宿区大久保1-16-5
[営業時間]12時〜24時
[休日]無休

【21:00】『ソウルポチャ』

コラーゲンの大量摂取でオヤジもイケメン化

これぞコラーゲンの固まり!というようなプリプリした豚皮を野菜と炒めた甘辛豚皮炒めでグッときて、ミニ豚足でもグッときたが、気付けばこちらもコラーゲン。翌日は顔ツヤテリテリ。バンチャン(お通し)代200円なり

甘辛豚皮いため 858円

『ソウルポチャ』甘辛豚皮いため 858円
『ソウルポチャ』

【22:00】『新大久保 韓国横丁 漢江(ハンガン)の奇跡』

トロッした辛ヒリ味に隣国感じる

肉ラッポギは、トッポギに肉と乾ラーメンが入った、ジャンク感爆発のひと皿。さつまいも天ぷらとプルコギミニキンパは、韓国横丁内の別店舗『チュンヒャンジョン』の品。座った店で酒と料理を頼めば、他店の料理もテイクアウト扱いで頼める

肉ラッポギ 1298円

『新大久保 韓国横丁 漢江(ハンガン)の奇跡』肉ラッポギ 1298円
『新大久保 韓国横丁 漢江(ハンガン)の奇跡』

[住所]東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保1、2階
[営業時間]11時〜翌5時(一部店舗を除く、日は23時まで)
[休日]無休

ディープだった街は今や女性が闊歩する東京の洒落ソウル!

明るい街になったよなァ〜新大久保!ニューカマーのコリアンタウンとして注目され始めた35年位前は、ディープ感満載で、ドキドキしつつプルコギ喰ったもん。それが今や都内屈指のアジアンテーマタウン。特に韓国関連は、食以外にもコスメだ、イケメンアイドルだ、ファッションだと、多彩なコリアンカルチャーを老若男女が楽しめる街!

コリアンタウンの屋台街

そんな気軽に韓国文化を楽しめる街となった新大久保で、韓国の気軽な食の代表格である屋台料理を飲み食いしました!昔から韓国料理店が多かった職安通りのドン・キホーテ(昔はなかった)横の小道。この小道が今や『イケメン通り』って呼ばれてるの知ってました?なんとグーグルマップにもそう書いてある!その通りを歩けば、まぁ〜歩いているのは、ほとんど女性。

ここがウワサのイケメン通りか!?日本男児、キ〜ッ!

こちとらオヤジ3人組なもんで、“気軽に飲み食い”できる街でも、別の意味で片身は狭い。そんなアウェイ気分から逃げるように、屋外にカウンター席もある屋台ムードあふれる『春川鶏カルビ』に入店。そしたら店内の客は我々以外全員女性というさらなるアウェイ!!でも、おでんや餃子などの屋台風アテに杯を重ねりゃ、アウェイ感もどこへやら。思わず飛び出す「マシッソヨ!(おいしい)」というカタコト韓国語。

2軒目『レトロポチャ』。この店の日本語メニューを見て驚いた。そこには「外国人メニュー」とある。日本人が外国人……なるほどコンセプト的にはパスポートなしで来られる韓国の居酒屋ってことなんだなァ〜。3軒目『ソウルポチャ』。ポチャと付く店名が続きますが、その意味は“居酒屋”。

コリアンタウンの屋台街

この店のチョレギサラダ(605円) 、これまで食べたチョレギサラダで最辛。これが本場風なのか瞠目する。『漢江の奇跡』は韓国料理版屋台村の『新大久保 韓国横丁』の1階に集う10軒の店の中の一軒。現地風にチャミスルをストレートであおれば、ソウルの街角風の店内ムードと相まって、身も魂(ソウル)もマシッソヨ!

コリアンタウンの屋台街

撮影/鵜澤昭彦、取材/カーツさとう

2023年9月号

※2023年9月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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