インタラクティブだの、ネットゲームだの、そんなのはぁ〜昭和にゃないッ!!しかし、なくても昭和は面白かった。純真な心で没頭できる、熱い遊びがあった!そんな昭和の遊びに、猛烈に想いを馳せた! 【遊園地編】絶叫以上の快感あり、…
画像ギャラリーインタラクティブだの、ネットゲームだの、そんなのはぁ〜昭和にゃないッ!!しかし、なくても昭和は面白かった。純真な心で没頭できる、熱い遊びがあった!そんな昭和の遊びに、猛烈に想いを馳せた!
【遊園地編】絶叫以上の快感あり、真心ゆるむ遊園地
昭和の時代に忘れてきちまった心の触れあい、わんぱくな魂、ホッとする心地よさ。それを満喫できる希有な遊園地が『あらかわ遊園』だ。
まずいきなり心奪われたのが、動物と触れ合えたり、ポニーに乗れる時間もある「どうぶつ広場」。羊、ヤギ、アルパカにエサあげ体験は常時できるんだけど、まァ〜その時の仔羊と仔ヤギの心臓破裂するくらい可愛らしいこと、可愛らしいこと!こんなオヤジが差し出すエサに「メェメェ」鳴きつつ健気に集まってくる快感!中毒になるぞ、これ。
“日本一遅いコースター”を自称する「ファミリーコースター」の車両のモチーフは鈍足でおなじみのイモムシですよ。その時点でイイ意味で泣けてくる。いざ乗ると、絶叫はないが、イモムシらしくニョロニョロと揺れたりして、ホホ緩まざるをえない。絶叫もいいけど、ホホ緩むのはもっとイイ!!
そしてランドマークの「観覧車」に乗れば、もうあれこれ書くより写真を見れ!「釣り堀」があるのも心憎い。ワタクシ、一時間もウキの動きに熱中してしまいました……。
飲食施設の「もぐもぐハウス」には「お子さまランチ」はもちろん「大人様ランチ」も!ワタシも大人なので、それでビールをいく。最高!締めに昭和24年製造の都電車両が店舗になってる『カフェ193』で自家焙煎珈琲飲めば、嗚呼、これが休日!
『あらかわ遊園』
[住所]東京都荒川区西尾久6-35-11
[電話]03-3893-6003
[営業時間]9時〜17時(夜間開園日は〜20時)※どうぶつ広場は10時〜15時半
[休日]火(祝日の場合は翌休)、年末年始
[交通]都電荒川線荒川遊園地前から徒歩3分
【テーブルゲーム編】懐かしさプラス 美しきルックス!
雨の日の昭和の小学生の室内の遊びといえば盤ゲーム!そんな懐かしゲームを買い、キュートなルックスにまず瞠目してから、いざ遊んだ!「ダイヤモンドゲーム」は、久しぶりに遊んで超頭脳戦だと再認識。脳の老化防止にもいいね。おまけに2人でも3人でも遊べる汎用性。購入した「キングダイヤモンド」は持ち運びもしやすいので、取材旅に持っていきたい。
「軍人将棋」っていくつか種類があって、今回買った駒の多い「大型行軍将棋」以外に、「原爆」なんて恐ろしい駒のある「ミサイル行軍」ってのも昔あったことを遊びつつ思い出した。時代!
「バンカース」は隣のヨシユキ君が持っててよくやった。今回は女房と遊ぶ。こてんぱんにやっつけた。うれし……。
【駄菓子屋ゲーム編】
大人ならこそ燃えるぜ10円玉で!
駄菓子屋の軒先にあった10円玉で遊べるゲーム。小遣い少なき小学生の味方だった、あのゲーム機を約60台取り揃え、実際に遊べるのが『駄菓子屋ゲーム博物館』!
大人がここで遊ぶなら、ぜひやりたいのが「大人両替」。千円札両替分の10円玉百枚だけでなく、サイコロを振った数に応じて、館内で使えるコインも最高百枚もらえる!当たらずとも、10円玉百枚の威力すさまじい。気付けば2時間、還暦の男が遊んでいた。特に燃えたぞ「国盗り合戦」。
ルーレットの数で、沖縄から都道府県を北上していくのだが、一回、岩手まで行けたんだよ!まぁ、戦国時代なら岩手を平定すれば日本統一も同じと自分を慰めたよ。誰もがわずかな予算で熱くなれた昭和がココにあった!
『駄菓子屋ゲーム博物館』
[住所]東京都板橋区宮本町17-8
[電話]なし
[営業時間]14時〜19時、土・日・祝10時〜19時
[休日]火・水・木
[交通]都営三田線板橋本町駅A4出口から徒歩6分
取材・撮影/カーツさとう、撮影/編集部
※2023年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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