『海藻モッツァレラサラダ』
意外な組み合わせもオリーブオイルなら上手にまとめる
●作り方/市販の乾燥海藻ミックス(寒天入りがおすすめ)を水でもどし、器に盛る。モッツァレラチーズをちぎって乗せ、オリーブオイルと醤油を混ぜて回しかける。
海藻は善玉菌を増やしてくれる水溶性食物繊維がたっぷり。乳酸菌やタンパク質を含むチーズをプラスすれば栄養バランスもいい。簡単にすぐできるのも便利
『たたき長芋とオクラの冷奴』
ネバネバ系食材は腸内環境を良くする食物繊維の代表
●作り方/長芋は皮付きのままひげ根を焼き、叩いて食べやすい大きさに割る。オクラは茹でて小口切りにする。冷や奴に長芋とオクラをのせてポン酢をかける。
ネバネバ系の長芋、オクラは大腸の環境をよくしてくれる水溶性食物繊維が豊富。さっぱりとポン酢だけでもいいし、オリーブオイルを加えればさらに効果倍増!
『かぼちゃのスープ甘酒トッピング』
お手軽にできてパパっと飲めるスープで腸内改善
●作り方/市販の冷製カボチャスープに甘酒をトッピングする。温かいスープの時は、甘酒は冷たいまま最後にトッピングするとよい。
芋類などに多い不溶性食物繊維が豊富なかぼちゃと、腸内環境を改善する乳酸菌やオリゴ糖を含む甘酒を組み合わせて。便秘がちの人は不溶性食物繊維を摂り過ぎると腸に負担がかかるので適度な量で
『グリルチキンの甘酒ごまみそだれ』
胡麻みそだれに甘酒を加えると旨みがグンとアップ
●作り方/甘酒、味噌、練り白ごまをよく混ぜ、グリルした鶏モモ肉にかけて一味をふる。
麹を使った発酵調味料の甘酒、味噌は少量でも乳酸菌がたくさん入っているので腸内環境を整えるのに役立つ食品。ごまのセサミンは便秘解消の効果もあり。練りごまは通常のごまに比べると半量で同等の効果が得られるのも魅力
『甘酒オートミール』
朝ごはんにおすすめのバランス腸活食
●作り方/甘酒にオートミールを入れてしばらく置いてふやかし、器に盛る。ヨーグルト、ひと口大に切ったキウイフルーツとバナナを入れ、お好みでココナッツシュレッドとミントをのせる。
オートミールは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが◎。乳酸菌を含む甘酒やヨーグルト、食物繊維豊富なキウイ、ココナッツシュレッドを合わせて相乗効果を狙う
『白身魚の塩麹カルパッチョ』
塩麹+オリーブオイルは魚や肉のソースに最適
●作り方/レモンの薄切りを器に敷き、刺身(白身魚)を盛る。塩麹とオリーブオイルを混ぜてかけ、バジルを散らす。
発酵調味料の塩麹は、乳酸菌の宝庫。乳酸菌は腸の善玉菌の筆頭で、便秘の解消のほか免疫機能を高めたり、便の匂いを軽減したり、大腸ガンを防ぐという研究もある。オリーブオイルと合わせて使えばさらによし!
※「オリーブオイル」表記はすべてエキストラバージンオリーブオイルです。
フードコーディネート/タカハシユキ、撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2023年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。