思わず「え?」となる「明星 麺とスープだけ え?透明スープの豚骨!?」
最後は「明星 麺とスープだけ え?透明スープの豚骨!?」(278円:税別)である。パッケージにある「麺とスープだけ」とか「透明スープの豚骨」というキャッチコピーそして大きすぎる「え?」が目に入って購入した。2023年8月発売の商品だ。
最初はスープが無色透明なのかと思ったのだが、定番の豚骨のように白濁していないという意味であった。進化形豚骨といわれている「清湯(チンタン)豚骨」をカップ麺で表現した商品とのことだ。清湯豚骨の透明なスープは、福岡などで次世代の豚骨ラーメンとして話題となっている。
明星 麺とスープだけシリーズは、その名の通り、麺とスープだけで勝負する究極のかけラーメンとなっている。この商品にもまったく、具材がはいっていない。
中には粉と液体のスープにラード(カメリアラード)が入っている。お湯を注いで完成まではわずか1分。その間液体スープとラードを蓋に乗せるのだが、温まるひまもないほど。1分後にはこの三つを投入するのだが、麺が伸びてしまう気がして、慌てて作業する。
そして「実食」。豚骨ラーメンらしい細麺は堅めの仕上がりで歯ごたえがあり、とても美味だ。スープはまったく白濁していないが、豚骨のうまみが詰まっていてとてもよい。
「カメリアラード」は、通常のラードよりも豚の甘味やコク、香ばしい香りを感じられ、世界の一流レストランで愛用されているオランダ産の高級ラードだ、これを採用したことで、スープはより魅力を増している。
本製品はしおケアカップを採用している。カップ下部の内側に入れられた線までスープを残すことで。塩分をコントロールできるのだ。スープを戦まで残せば4.7gの摂取にまで抑えられる。
今回はそれぞれ個性的な3品をご紹介したが、一番味を楽しめたのは最後の 「明星 麺とスープだけ え?透明スープの豚骨!?」 だ。名称は奇抜であったが、商品はある意味「直球」であった。分量的には具がないこともあり少なめなのだが、味の満足感はラーメン店に近いものを感じた!! 今後もこのシリーズに注目していきたい。
記事中でも表記したように少し前に発売された商品なので、スーパーなどで見つけるのは難しいかもしれない点はご容赦いただきたい。
文・写真/おとなの週末Web編集部・深田