100年以上前創業の「一杯飲み屋」が洋食屋へモデルチェンジした『ぱいち』!! 和風鉄鍋入り「ビーフシチュー」はめちゃめちゃご飯が進む

ビーフシチュー 2350円 牛バラ肉は煮込んでから冷まし、余分な脂を取り除いているため旨みと風味がダイレクトに伝わる

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草の洋食店『ぱいち』です。 どこか懐かしい風情に舌も心も鷲掴み!下町生まれのシチュー 「始まりは100年以上前に祖父が始めた“一…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草の洋食店『ぱいち』です。

どこか懐かしい風情に舌も心も鷲掴み!下町生まれのシチュー

「始まりは100年以上前に祖父が始めた“一杯”飲み屋。だから店名は逆さ読みして“ぱいち”」。そう話すのは生まれも育ちも浅草の笹川さん。その後に洋食屋へとモデルチェンジを果たし、昭和40年頃に生まれたこのビーフシチューは今も店の大看板だ。

ビーフシチュー 2350円

『ぱいち』ビーフシチュー 2350円 牛バラ肉は煮込んでから冷まし、余分な脂を取り除いているため旨みと風味がダイレクトに伝わる

和風な鉄鍋でやってきたそれは、サラッとしていてスープのよう。でもひと口飲めばわかるはず、牛スジをはじめとした素材のダシが凝縮し、舌にじわじわ沁みるコクがある。

塊ごと7〜8時間かけて煮込んだ具材の牛バラ肉だって箸で切れるほどホロホロだ。洋風なのにどこか懐かしく、ご飯が進む味わいは、まさに下町で育った洋食だ。

『ぱいち』

東京・浅草『ぱいち』

[住所]東京都台東区浅草1-15-1
[電話]03-3844-1363
[営業時間]11時半〜14時LO、17時〜20時LO
[休日]日
[交通]地下鉄銀座線浅草駅3番出口から徒歩4分

おとなの週末2024年3月号は「サクッと“とん活”」

2024年3月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2023年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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