2024年4月19日に江崎グリコがショッキングなニュースを明らかにした。基幹システムに発生したシステム障害の影響で 「プッチンプリン」や「カフェオーレ」など17ブランドの出荷を停止したというのだ。しかも再開は5月中旬を目指すという。そこで19日夜に最寄りのスーパーやコンビニを見に行った。
乳製品・洋生菓子・果汁・清涼飲料などの「チルド食品」(冷蔵品)が出荷停止
今回の江崎グリコのトラブルだが、2024年4月3日(水)に基幹システムを切り替えた際、システム障害が発生。それによって、一部の受発注及び出荷業務に影響が出ているという発表が4月5日以降に数回あった。
そしてシステムの復旧に向けて、乳製品・洋生菓子・果汁・清涼飲料などの「チルド食品」(冷蔵品)について、4月14日(日)より、全国の物流センターにおける業務を一時的に停止した。18日に再開しだが復旧はかなわず、19日再度出荷が停止された。
停止した中には 「プッチンプリン」「カフェオーレ」といった人気商品もあり、全部で17ブランドに影響がでているという。 江崎グリコは5月中旬の再開を目指し復旧作業を進めるとしているが、冷蔵品以外の常温や冷凍品の出荷は継続されているとのことだ。
スーパーやコンビニはいつも通りの風景
発表直後の4月19日の夜、近所のスーパーやコンビニを見て回ったが、特に焦ってプッチンプリンを買っている人は見かけなかった。商品の棚をみると、一時的な出荷停止の影響もあるのかやや品薄であり、賞味期限は短いように感じた。
今回「Bigプッチンプリン」と「マイルドカフェオーレ」を購入したが、プリンの賞味期限は4月20日、カフェオーレは4月25日であった。
2024年3月に明治のチェルシーが販売を終了し、ネットでの高額な転売が問題になっているが、これらの冷蔵商品は賞味期限が短くて要冷蔵なので、同じようなことは起こらなさそうだ。
売り切れるのが先か、賞味期限が来るのが先かはわからないが、確実に店頭から姿を消すことになる。当方も大好きな商品だけに無事に出荷再開されることを祈るばかりだ。